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中舟堂入荷報告【帛門臣昂個人詩誌「卵」】

 どうも、中舟堂です。これからはこちらのnoteにて、随時入荷報告をしたいと思います。

 令和四年二月八日に、BOOTHにて開業した書店中舟堂。その最初の商品は詩人・帛門臣昂君の【帛門臣昂個人詩誌「卵」】です。本記事の執筆時、第六号まで取り扱っており、ゆくゆくは最終号までバックナンバーをデータ販売する予定です。
 価格は一部を除いて、一律百円としました。タダで配るのも吝かではなかったのですが、帛門君曰く「コンビニにわざわざ足を運び、四十円払って印刷してくれた方々に申し訳ない」とのことだったので、少々高いもののBOOTHの最低価格である百円といたしました。
 中舟堂おすすめは第四号です。帛門君が愛してやまない詩人・吉原幸子にオマージュを捧げる詩篇たちは彼にとっても満足の出来らしく、吉原幸子没後二十年の今年こそ読んでいただきたい。

 中舟堂の理想とするあり方は「地元に一軒はある売るつもりがあるのかないのかわからない親父が店主の本屋」です。欲しいひとには買ってもらう。そういう人達と商品を繋げるために、必要な宣伝や事業継続の努力は惜しみません。裏を返せば、積極的にプッシュすることもあまりないでしょう。商品を扱わせてもらっている帛門君には悪いが、中舟堂の店主は私だ。案外、彼も悪く思っていない気がする。

『卵 第七号』も近く発売予定。またその時の入荷報告にてお会いしましょう。

中舟堂 店主

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