【入荷報告】帛門臣昂個人詩誌「卵」第九号
どうも、中舟堂です。このほど入荷しました、帛門臣昂個人詩誌「卵」第九号について。
今回のポイントは、改正民法と改正少年法が施行された四月発行ということもあってか、『十九歳』がテーマになっている詩が二篇あること。「結婚報告」は十九歳の友人から結婚報告を受ける詩、「特定少年の葬儀」は特定少年とされる十九歳の詩人の死についての詩。改正民法によれば十八歳以上は成人であるが、改正少年法によれば罪を犯した途端に少年になることへの可笑しさを作者本人がツイキャス上で話していたが、珍しく時事的な要素を含んだ二篇の詩は注目すべきだろう。但し、本人も推敲の余地を感じている「結婚報告」には完璧な定稿になることを期待しつつ、今回は配信されたままのデータを販売する。
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