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1/4 陰占で捉える財・官① 財や地位、名誉を実際に獲得できるかを命式から捉える基本的な見方
陽占のお話が続いたので、本日は陰占について書きます。
陽占というのは、
自分がどう生きていくか?という主観の世界であり、
本人の人生の取扱説明書であるといわれますが、
他人の人体星図を見て分かるのは、
その人物が、
どんなふうな性質を発揮して生きていくか?
どんなふうな性質を発揮してまわりの人に向き合うか?
どういう心・思いを本質として生きているか?
…ということで、
いってみれば、「実際に会って関りをもった人が感じるもの」を捉えることができるのが陽占ですが、
一方で、陰占というのは、
客観的にその人物がどういう生き方をするのか?
結果としてその人物が獲得するものはどういうものか?
この世界において実際に縁を結ぶことができるのはどういう相手か?
…といったところを捉えることが出来ます。
よって、例えば、結婚相手を選ぶ場合、
「気が合う相手」「理解し合える相手」かどうかを捉えるのは、
陽占の星の持ち合いがあるかどうかで見る一方、
実際の、この有形・現実の世界において、
一緒に生きていくことができるかどうか?
共に家庭を築いて、親戚づきあいをしていくことができるかどうか?
日常生活をともに送り、金銭的なことを含めて乗り越えて行けるかどうか?
子供を共に育て、残していくことができるかどうか?
といった「生々しい現実」を共に生きていくことができるかどうか?
…というのは陰占でもって捉えていくのでしたね。
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