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9/2 十干・十二支をもって人物を捉える⑫ まとめ 陰占と陽占の統合的解釈

昨日までで、一連の「十二大従星のカタチ」についての説明が終わりましたので、
本日は、それを前提に、陰占と陽占の両面から命式・星図を解釈することについて、最後の「まとめ」としてご説明いたします。

算命学において、
陰占は、現実・客観的な姿・実際のカタチ・実際の他人と関係や関わり方、そして実際の肉体的・現実的な強弱を示し、
陽占は、気持ち・感じ方・主観的な姿・他人と関わるときの印象や感じ方、そして気持ちの上での強弱を示す、
…といわれますが、

その両面から命式・星図を捉えることは、
陰占・陽占それぞれの理解が相応に進んだ段階でなければ難しいもので、
とはいえ、陰占・陽占、つまり人間の外側・内側を網羅的・統合的に捉えるには不可欠の視点でもあり、お付き合いいただければと思います。

なお、この陰占・陽占の統合的解釈というのは、

○「陰占:命式における力量の強弱、根っこの有無や根っこが散法にあっているかどうか」と「陽占:星図における身強身弱」を統合的に理解することや、
○「陰占:十干・十二支の関係=位相法条件や比和・相剋・相生などから捉える他人との関係」と「陽占:星図の十大主星の並びから捉える他人との関係」のみならず、
○六親法などによる縁の有無にも当然あてはまるもので、

星図に現れている要素全般は、自覚できること・本人が意識・認識していること、
命式から捉えることができる要素全般は、自覚できないこと・本人が意識・認識していないこと、
…といえ、

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