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10/3 命式から読み取れる「心の強さ・弱さ」の要素②陰占編前半 自分を知ることが心の強さにつながる

本日は、「心の強さ」を陰占から捉える視点についてご説明します。

昨日の陽占的な視点で見る「心の強さ」というのは、
自覚できる強さであり、
自分が何かに取り組んでいくときの「心の強さ」、
いってみれば「くじけない強さ」のようなものでした。

よって、陽占的な観点で観て「心の弱さ」がある場合には、
自分自身の気持ちが引きやすい、
自分自身の気持ちが引けてしまいやすい、
…ということでもあります。

「拘りをもって執着しない」という言い方もでき、
言い換えれば「他人に動かされやすい」ということでもあるのですが、

陽占の場合には、そのことを自分で自覚することが出来、
例えば「そこまでやらなくていい、と私は思います」というような反応をされたりする人、
…といえば伝わり安いでしょうか。

さて、本日は陰占で捉える「心の強さ」です。
…陰占といっても、結局のところ陰占は陽占につながるのですが、
「心の強さ」の捉え方の構造が陰占からのアプローチである、ということです。

陰占における心の強さの場合、
その「心の強さ」というのは、
単に「意識」だけでなく、「現実的な自分の揺るぎなさ」につながる「心の強さ」となります。

つまり、その「心の強さ」は、
自分が社会・世間において「自分とはこういう人間である」というその在り方に通じる心の強さであり、
社会・世間において他人と対峙したときに「自分はこういう人間である」と主張してそれを通す強さであり、
自分がこの世界に存在することに「揺るぎない自己」を維持し、立ち続けるための「心の強さ」であるといえます。

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