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12/7 陰占主体の命式詳解③「中間の気」という二人羽織と人生の節目、天職がクローズアップされる時期

昨日の続きです。
「中間の気」と「人生の極」について説明するために、事例をあげて、陰占を主とした命式詳解をしている続きです。

ご相談や鑑定というと、割と身近な内容、目の前の問題について扱うことが多いですが、
今回説明している「中間の気」というのは、
「人間が生まれてから死ぬまで」という膨大な期間におけるポイントを捉えるためのものなので、通常はあまり使うことはありません。
というのも、あまりにも膨大な期間にわたり影響を与えるものなので、人間の時間間隔では認識・自覚することが出来にくいためです。

けれど、いかに認識しにくく、自覚しがたいとしても、その影響は確かにあり、
例えば、「中間の気」から出てくる十大主星や十二大従星の中に、自分がもつ性質の背景を見つけることもあります。

もちろん、宿命消化というのは人体星図を全うすることにあり、
主体的・能動的に発揮すべきでありかつ発揮できるのは人体星図にある十大主星であり十二大従星であるのですが、

大運の初旬でめぐる星が人生に影響を及ぼすのと同様に、
伴星(ご先祖様からの申し送りの星)が自分に寄り添いながら影響を及ぼしてくれるのと同様に、
この「中間の気」から出てくる十大主星・十二大従星というのも、生きていく中では常に影響を及ぼしているもので、いってみれば「二人羽織」的にそこにあるのが、「中間の気」の影響といえます。

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