8/21 陽転しやすい命式の捉え方と犠牲、東西の守護神の使い方、東西の働き方
命式の要素の重なりを捉える、
…ということについて説明している続きです。
しつこいようですが、
この視点は「慣れ」によって獲得できる技術であり、
この視点を獲得できれば、
「命式をパッと見て大きな枠組みを捉える」
…ということができるようになります。
ちなみに、昨日の終わりに説明した「自然陽転」する場合の 「自然と一致した命式」というのは、
①人体星図の東方と北方が相剋被剋または比和、 人体星図の西方と南方が相生または洩気があり、
②若年期に若年期の星があり、壮年期に身強星があり、晩年期に老人の星があって、
③大運でめぐる十二大従星も各年代に応じていて、
④守護神もある、
…など、要素が「自然」 と一致している命式で、
必ずしも、上記のすべてが一致していなくても、
「一致度が高い」 場合、自然と陽転する傾向にあり、
この「自然陽転」は、要素を知ってさえいれば 「見れば分かる」もの。
一方、「要素の重なり」のほうも、慣れてしまえば「見れば分かる」世界なのですが、
慣れるまでは、
天中殺の傾斜方位や傾斜方位の定位置の星がパッと頭に浮かばない、
守護神の使い方に迷う、
中殺の作用に迷う、
…といった感じで立ち止まってしまう方も多いので、あと少しだけ、この説明を続けさせていただきます。
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