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2/19 初旬和得の命式の詳解① 大きなエネルギーが顕在化するときには、それに応じたスペースが必要

昨日の続きです。
初旬和得の命式は、ときに「詐欺師や犯罪者にもなる」といわれますが、

本日は、初旬和得の命式が、実際に、詐欺師や犯罪者になるのか?
また、その場合はいつどのタイミングでそうなるのか?
…について、命式の詳解をしながら説明いたします。

なお、算命学においては、
いわゆる格法にせよ、大運天中殺にせよ、
「大成功します」…といわれがちな要素が多くありますが、
その要素があるからといって、その要素を持つ全員が全員、大成功している方ばかりではないのはご承知のとおり。

あるいは、天将星があるからといって、トップに立って人を率いる方ばかりでなく、
二度縁の命式だからと言って二度の縁になる方ばかりでもなく、
配偶者多過の命式にして、一度の結婚を全うされる方もおられて、

こうしたことは、命式内に矛盾が多くあったり、
あるいは自分の置かれた環境と命式がアンマッチであったりすればよくあることで、

その意味でいえば、
こうした「詐欺師や犯罪者にもなる」という要素がある場合には、
なぜ、その要素が、「詐欺師や犯罪者にもなる」という現象につながるのか?
もっといえば、なぜ、そのような書き方・説明のされ方をするのか?
…という視点をもってその構造を理解すれば、

それが現象化するとすればどのタイミングか?
あるいは、その現象化を低減する要素は何か?
その現象を避ける要素、その現象を低減する要素はあるか?
…ということまで考えることができ、
実占において、ご相談者の方への最適解を見つけることにも役立ちます。

さて、前置きが長くなりましたが、
本日は、一連のエネルギーの循環と集中、そして昨日の初旬和得の説明を踏まえて、
命式の詳解を通して初旬和得の構造と現象について説明いたします。

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