3/20 命式を総合的・網羅的に捉える見方㉘ 人生全体の推移(三分法)と活用、守護神の効果と作用
昨日の続き、
命式を網羅的に見ていく続きの最後です。
陽占の⑫人生全体の推移(三分法)と、陰占の⑪の守護神について書きます。
守護神については、折々の説明で部分的なことを書いているので、
だいたいつかめている方も多いと思いますが、
守護神というのは、人生全体を安定させるためのもの、
人生全体のバランスを取りながら安定的に生きていくための要素であり、
その意味で、
日ごろ、ざくっと命式だけをもって守護神の捉え方を書いたりするのですが、
本来、守護神というのは、「命式のあらゆる要素を踏まえる」ということをしたうえで、
どのように守護神を使うか、どうすれば最も効果的かつ効率的に守護神を活用できるか?
…という視点をもって捉えていくべきものである、
…ということをお伝えするために、最後のまとめで守護神の説明をする次第です。
項目で振り返っていただくべく、陰占と陽占の項目を挙げておきます。
例によって、項目は文字数にカウントしておりませんのでご心配なく。
(1)陰占の判断 → 自覚できない世界、客観的な人生の傾向を捉える
①天中殺(6天中殺、宿命天中殺)
②天中殺の方向(人生がどういう方向に向かうか?集団の中の自分の持ち場)
③五行のバランス(6文字で捉える五行のバランス、普通か極端か?)
④天干の特色(自覚できない精神の傾向、葛藤があるかどうか?)
⑤地支の特色(自覚できない行為・行動の傾向、用心深いか大胆か?)
⑥五行の変化要素(干合・位相法変化により加わるものは何か)
⑦日干と月支の関係(自分が立っているその足元はどうなっているか?)
⑧日干と地支3つとの関係(人生の各フェーズの傾向を捉える)
⑨六親法(知らず知らずに自分の人生を導く存在との関係)
⑩エネルギーの流れと集中(命式の中で五行がどう流れるのか?集中はあるのか?)
⑪守護神(人生が安定しているかどうか、何があると人生が安定するか?)
(2)陽占の判断 → 自覚できる世界、主観的な人生の傾向を捉える
①本人の本質(中心星)
②運形
③本能の流れと集中
④才能(社会参加の武器になるものは何か?)
⑤適職(社会参加の分野と方法を捉える)
⑥夢と現実の整合性(人生に矛盾・葛藤があるかどうか)
⑦現実の推移(現実に他人との関わる世界における展開のパターン)
⑧精神の推移(精神的に、つまり想念・心の中の世界における展開のパターン)
⑨人間関係(集団の中に身を置いたときの人間関係の型)
⑩両親との関係(貴幼法)※未修範囲、近いうちにやります
⑪最強の星とその活用
⑫人生全体の推移(三分法)
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