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1/9 柳井正さんにみる成長と発展につながる「結婚」、適齢期の大運と結婚の関係
昨日の続きです。
柳井さんの事例をベースに、「結婚」について説明します。
算命学における結婚とは、干支上の結婚である干合のことですが、
干合というのは「有情の相剋」といわれ、
陰陽の和合はあるものの、その関係は必ず相剋になります。
これはつまり、「結婚」というのは、
必ずぶつかり合うものであり、
そこに情があったとしても、精神的には疲弊するのが結婚であるということです。
十干が干合すれば同質五行の十干になる、…と、機械的に覚えていると、
干合が相剋の関係にあること、
相剋である以上、なんらかの負担や消耗が発生することを見落としてしまいがちですが、
実際の結婚生活を振り返れば、
許容の範囲であるかどうかは別にして、そこには必ず何らかのぶつかり合いがあるわけで、
結婚とは、人間のぶつかり合いながら惹かれ合い、同じ考えに融合していくものであるということが分かります。
結婚において「相性」が大事であるといわれる理由は、
そんなふうに、結婚が消耗し疲弊するものであるためで、
相性が良い相手との結婚でなければ、
お互いが疲弊するばかりで得るところがない、長続きしない結婚となっていくのです。
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