2/4 八門法の応用的活用、気図法と八門法の違いを理解する
昨日は、気図法と八門法のエネルギーを、
自分がどう使うか?…ということについて説明しました。
昨日説明したことを、
さらに別の角度でいえば、
気図法は、自分を中心とするマクロの流れを示す配置、
八門法は、自分を中心とするミクロな流れを示す配置、
…と、言い換えられます。
そして、いずれの配置も、
その定位置の構図は、処世術を示しており、
気図法は、自分を中心とするマクロの世界=自分を構図の中に置いて、
客観的に自分と他人との関係や役割を捉えていくことに使うことができる一方、
八門法は、自分を中心とするミクロの世界=自分が中心に立って、
主観的に自分と他人との関係を捉えていくことができる、
…という言い方もできます。
さて、以上のように、気図法や八門法には、「処世術の基本形(=理想形)」が示されているのですが、
その基本形どおりの星図の人などほとんどいませんし、
そもそも星図に五行が揃う人も、それほど多くはありませんね。
また、五行が揃っていたとしても、
そこに根っこがあるかどうか、とか、
それが中殺されているかどうか、とか、
そういうことで、その五行の強弱や安定感が変わってくるので、
細かいところまで考慮に入れると、
すべての五行が、等分の力量でもって揃っている…などということは、まずあり得ない、ということが分かります。
では、そんなふうに「定位置通りにはならない」星図の場合には、
いったいどんなふうに、こうした配置を活かせば良いのか?
特に、八門法配置は「自分を主語とする配置」なので、処世術として使いやすいものですが、それを活かせば良いのか?
…ということについて、本日は説明いたします。
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