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【映画録】丸ごと受け入れてやるよ、どんとこい。

映画を見て、感じること、感動しても、
時を経れば、どんな映画だったか、自分が何を思ったのかは、
残念なことに記憶が薄れていく。

だから
私はこれから、見た映画ごとに
感じたこと、心に響いたシーンを書き留めていこうと思う。

【映画録】さよならのつづき

心に響いた言葉

ep2
電車が止まったシーン
「コーヒーを飲んでふっと一息つくことで、置かれた状況がそこまでひどく無いかも、なんとかなるかもなって思える、見えなかったものが見えたり、気づかなかった美しさに気づいたり。コーヒーにはそういう力がある。」

ep3
さえこさんの誕生日の帰り道のひろさんの言葉
「亡くなった人を思い出してしまうのは、亡くなった人が会いたがってるからなのかな。毎日俺に会いに来てくれてるってことは、よっぽど俺に惚れてるんだろうな。
人間は、車のように、上手く後ろに歩けないようにできてる。」

ep4
上司と話す冴子さん
「運命は、自分で選ぶもの
生きてるってことは、常に選択をしている、選択の繰り返し、そしてすべての未来は、その選択の先にある、だからすべて自分が選んでいる、引き寄せている、良いことがあったら自分の選択の手柄、上手くいかないことがあったら、自分のせい。運命だと言って諦めない!」

全話見終えて。
私は、美樹さんの、心の広さと言うか、寛大さと言うか、覚悟が印象的だ。
病室に通い、明るく精神的に成瀬を支え続けた健気さ。
退院してからも、
伸び伸びと生きる成瀬を支え続け、
少しの異変に気付くも、そっと聞かずに堪えていた。
移植してくれた人の記憶があるかもと伝えた時、
「丸ごと受け入れてやるよ、どんとこい!」
と、言ったシーン。
どんなことがあっても、この人と生きていくと決めた女性の、芯の強さ、成瀬を支える気持ちが滲み出ていて、かっこよかった。

いつ終わるかわからない命、
ずっと一緒に変わらない日常を過ごしたいはずなのに、
自分じゃない人に会いたいという本人の気持ちを尊重して
背中を押す姿が心苦しくもあり、勇ましかった。
でも、辛いよお。
美樹さんが幸せでいて欲しいな


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