マガジンのカバー画像

醸し醸され

7
醸し部由来
運営しているクリエイター

記事一覧

そろそろ部長(うたがわきしみ)がやってくれるだろう。枯渇しているんだ。

梅干しのような、梅干しのような、梅干しのような、
 
 

醸し。
衝動、慟哭、

屈伸。

輸血するように読む。

save our souls,≠誰が為

save our souls,≠誰が為

三分あれば人類は平和になると思ってた。事実、
三分で満たされたのは胃袋だった。
電話ボックスには、
 
 

赤いマントがある。いま
手持ちの電話には先生がいて、

検索すると赤い帽子に口髭のおじさんが助けにくる。
べつに何でもいい。でも、
 
 

それを忘れないよ。
生まれても、生まれても消えない。

助けての声。

誰か、うちの秘書知りませんか。

追いつかない幸せ。
欲しいものが読める幸せ。

わたしの欲。あ、あとアルコールがあればと
ひとまず、幸せをしまった。

逃したかもしれない。見過ごしてるかもしれない。もどかしさもわるくない。

今まで出会ったどんなハードカバーより、
ハードだ。ありがとう

ここにあるもの

耳目、水を嫌う。
金魚は水がなけりゃ生きていけない。
此処には、個個の

水が溢れている。
心地好い。
 
 
醸された水は、金魚には有難い。
醸された水は、浄化を知っている。

それは腐った水ではない。
腐った金魚も救われる水なんだろう。
 
 
 
金魚には足がないゆえに
足跡を知らない。

金魚には細やかな思考ばかり、
鳴くことを知らない。
 
  
それでも水の善し悪しは知る。
金魚の耳

もっとみる

醸し人の掌に遊ぶ。
温湯も金魚には薬湯の如く。

ありがとうございました。

睡眠も醸し。
年寄りの熟成具合が速いのは早寝早起きにあるといふ。

朝起きると身体が仄かに酸っぱい。そして
金魚は死んだふりをしながら眠る。

雨に醸せば

雨に醸せば

わたしの醸しは44年前に遡る。
それは初冬の雨のち月夜からはじまった。

この世に産声を

おぎやあと書いたとか書けなかったとか。それから
紆余曲折で44年を端折り此処に在る。

醸し、醸され、醸しだせと孔子は論ぜず。
わたしに更なる醸しを教えてくれたのは、その名も

醸し部

ちょっと酸っぱい匂い漂う。

醸し部
ひとは死ぬまで醸すもの、
しかし戒名に醸しは遠慮したい。
そんな

醸し部

この

もっとみる