【3分note】 アジアの大国 インドの言語は一体いくつあるのか?
こんにちは!
先日台湾旅行してから、また海外行きたいなぁという気持ちが高ぶっています。
そんな私が次に行きたい場所がインドです。
インドと言って何を思い浮かべますか?
カレーでしょうか?
ITでしょうか?
巨大な人口でしょうか?
いずれも日本でイメージされるインドの姿かとおもいます。
インドってどんなところだろう?
ふと疑問に感じたので、主に言語の観点からお伝えしていきます。
1.インド全土の人口について
インドと言えば、なんといってもその巨大な人口!
2017年時点のインドの人口は13.1億人です!
ちなみに世界最大の人口を誇る中国は13.9億人ですから、その差が徐々に縮まってきております。
2024年までにインドは中国を抜き、世界一の人口に達するとさえ言われています。
2.インドの言語について
インドは連邦制の国です。
その連邦レベルでインドの公用語と指定されている言語はヒンディー語と英語です。
各州レベルだと、なんと22もの公用語が指定されています!
インド全土では各地の方言を合わせると、推定で2000〜2500程度の言語が存在するようです。
言語別の話者数ランキングです。
1位 ヒンディー語 5億5,146万人 約42.3%
2位 英語 1億2,534万人 約10%
3位 ベンガル語 9,115万人 約7.1%
4位 テルグ語 8,500万人 約6.5%
5位 マラーティー語 8,418万人 約6.4%
こうして見ると、公用語のヒンディー語ですらインド全人口の半分程度しか使われていませんし、英語も1割程度の人しか話せないということになります。
ただ、英語に関しては大卒以上の人は皆流暢に使いこなすみたいですね。
ヒンディー語についても、主に北西部など北寄りの地域で通じやすい言語のようです。
逆に南の方に行くと、ヒンディー語を扱える方は極端に減ります。そこではタミール語やマラヤラム語といった言語が使われていたりするのです。
このように公用語ですら、その国全域をカバーしていないというのは何もインドに限った話ではありません。
中国やインドネシア、フィリピンでも同様の現象が見られます。
日本のように各地の方言はあれど、北海道から沖縄まで日本語一つで全国どこでも意思疎通ができる国というのは非常に特殊な環境だということがわかりますね。
インドの英語教育や経済事情についても興味があるので、これらについては別途発信していきます。