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入院回避を目標にダイエットを始めた話

このnoteは、特定の病院名を出していますが、その病院が嫌だとか嫌いだとかという話ではなく、入院する、そのものについて話をしています。予めご了承ください。

Amazonから1冊の本が届いた。父親の名で届いていたため、「きっと仕事に関するものだろう」と手渡しに行った。ところが、

「この本、お前に買ったやつだよ」

と、父は言う。何と珍しいことか。
本を買ってもらったことなど、大学受験の時に少しでも勉強が楽しめるようにと遠回しなメッセージを込めて渡された、英語版のデスノート以来だ。

開けてみると、そこにはこうあった。

「長野松代総合病院ダイエット科監修 1週間で痩せる!自宅で出来る糖質制限プログラム」

もう20数年、それどころか育ててもらった父子の関係だ。父が何を言いたいのか、私には分かった。

「この本を参考にして痩せなければ、このダイエット科の入院プログラムへ参加しなさい」

それは父からの、強烈な『痩せろ』というメッセージであった。
妹たちの「夏休み、ディズニー行けたらうれしいね!」という希望観測をしっかりと記憶し、本当に夏休みにディズニー旅行に連れていくような父である。本気なのは、経験上間違いない。
しかし私には、それ以上に感ずるものがあった。

絶対に入院したくない……。

まず間違っても、この病院が悪いとか、ダイエットプログラムが嫌だとか、そういうことではない。
趣味と仕事のことを考えたとき、現実的に実行しにくいし、その2つと健康を考えたとき、健康側の重りがカツーーーーーンと音を立てて落ちた。

仕事+趣味>>>(どこか遠いところ)>>>入院

このくらい、優先順位に差があった。
まずダイエットプログラムは、ほぼ9泊8日だ。その間、入院することになる。10連休という奇跡は起きているが、それをずらすとなると大変だ。
そして入院先にPS4を持っていくのはまず無理だろう。ネット環境についてもダイエットに集中するうえでは、妨げとなる可能性も高い。
「ディビジョン2ができないじゃないか……」

こうして、ダイエット生活がスタートしたわけである。

0日目 5/5 買い出し

今日は実家より自宅に帰るため、朝昼は普通の食事だったことを鑑みて、ひとまず0日目とした。
購入物は、1週間目安で以下の通り。

厳密な糖質制限食となるとなんかもう、凄そう、というか、どうしたらいいんだろう、となったので、とりあえずカロリーと糖質が分かるものを買った。
いつも、クッキーやチョコ、アイス、食パンを買ってしまうが、PS4が出来なくなるかと思うと恐ろしすぎて、代わりに1袋あたりのカロリーが分かり、低糖質のミックスナッツを購入した。食べることがなくとも、いずれ災害時に活用できるだろう。

・夕食メニュー(kcal/糖質) おおよそ。
ごはん:168kcal/36.8g
豆腐ハンバーグ:177kcal/6.5g
蒸し野菜:95kcal/18.2g
ポン酢:4.7kcal/0.8g 
合計:444.7kcal/62.3g

なお体重が98.0kgというくそみたいな数値である。
装備スコアがそれくらいあればいいのに(?

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六角橙
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