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「食」は固有かつ世界共通だから。

こんにちは、きのと申します。
私はnoteを始める前から、食べ物をテーマにしたTシャツやステッカーの販売をしているのですが、
・海外のプラットフォームを使う必要があるのか
・日本人に向けてだけではだめなのか
という疑問は始めたときから今まで、毎日のように考えています。

「食事」というのは、全人類に必要かつ多くの人が「好き」な生活習慣です。
世界中で人は何かを食べることで生きており、しかし、その内容や食事の仕方は、国だけでなく地域ごとに固有ですよね。
つまり、食事には、世界共通の要素と地域固有の要素が存在し、その両者が相互に影響し合っています。


1. 食事の世界共通性

1.1 食の基本的なニーズ

食事には、すべての人間に共通する基本的なニーズがあります。エネルギーを補給し、身体の機能を維持するために、私たちは炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを摂取する必要があります。この基本的な栄養素の必要性は、文化や地域を問わず共通しています。

1.2 食事の社会的側面

食事は社会的な活動であり、家族や友人との絆を深める重要な機会です。世界中の文化で、食事はしばしば集まりやお祝いの中心となり、人々が交流し、コミュニケーションを図る場となります。この社会的な側面は、どの文化にも共通しています。

1.3 グローバル化の影響

グローバル化により、食文化が国境を越えて広まりました。例えば、イタリアンピザやアメリカのハンバーガーは、世界中で愛されています。ファストフードチェーンや国際的なレストランチェーンの普及により、さまざまな国で同じような食事が楽しめるようになりました。


2. 食の地域固有性

2.1 地域の自然環境と気候

地域固有の食文化は、その地域の自然環境や気候に深く根ざしています。例えば、熱帯地域ではココナッツやバナナが豊富に使用され、寒冷地域では保存食や発酵食品が一般的です。これにより、地域ごとの食材や料理法が形成されます。

2.2 伝統と習慣

各地域には、長い歴史を持つ伝統的な料理や食習慣があります。例えば、日本の寿司や韓国のキムチ、中国の点心などは、それぞれの地域の食文化を象徴する料理です。これらの料理は、地域の歴史や文化的背景、宗教的信仰などが反映されています。

2.3 食材と調理法の多様性

地域ごとに異なる食材や調理法が存在します。例えば、インド料理のスパイスの使い方や、フランス料理のソース作り、メキシコ料理のトルティーヤなど、それぞれの地域で独自の食材と調理法が発展しています。これにより、食の多様性が生まれ、地域ごとのユニークな食文化が形成されています。

3. 世界共通性と地域固有性の交錯

3.1 料理の融合

グローバル化の進展により、地域固有の料理が他の地域に広がり、融合料理が生まれています。例えば、寿司の中にアボカドやクリームチーズを使用するアメリカンスタイルの寿司や、タコスに日本の味噌を使ったメキシカン・ジャパニーズ料理など、異なる食文化が融合しています。

カリフォルニアロール

3.2 世界的な食のトレンド

特定の食材や料理が、世界的なトレンドとして注目されることもあります。例えば、スーパーフードやビーガン料理、グルテンフリーの食事が国際的に人気を集め、各国の食文化に影響を与えています。

まとめ

食事には、全世界で共通する基本的なニーズや社会的側面と、それぞれの地域に根ざした独自の食文化があります。グローバル化により、食文化の交錯や融合が進む一方で、地域固有の食材や調理法は、その地域の歴史や環境と深く結びついています。このような食の共通性と地域固有性のバランスが、豊かな食文化を生み出しています。


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