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こどもが自主的に読書する方法は、どこにもない
息子には0歳6ヶ月くらいから絵本の読み聞かせをしたが、ページをめくることが楽しいようで絵本の内容はちんぷんかんぷん。小学低学年から教科書や本を音読させても、絵やイラスト、写真だけを見ているだけ。高学年でも音読させるのだが、集中力がないのか頭に入ってこない。ただ読んでいるだけだ。
自分から本を読むことは一切ない。
わたしはネットや本屋で「こどもに読書の習慣を根付かせる方法」とか「読書習慣が身につくには」とか「自分から読書をする方法」とか魅力的なキャッチコピーに誘われて、よく読んでいた。
親が本を読んでいる姿を見せたり、どの部屋でも目に入るところに本を置いてすぐに本が読めるようにしたり、外出時でも時間があればすぐに音読できるようにいつも本を持ち歩いてみたり、漫画も買ってきて一緒に読んでみたり、いろんなことをさせてみました。タブレットで読書もさせたが、スワイプで画面が反応するところに興味がいって、読書どころではない。こどもが自主的に読書する方法は、どれも多数派のこどもの成功事例を紹介した内容ばかりで、少数派のこどもに対しての内容はどこにもない。
わたしが図書館通いをしていると、いつも児童書コーナーの椅子に決まった男の子が座って本を読んでいるのを見かける。初めは漫画だったが、それから数ヶ月経つとその子は児童書を読んでいて、次は文字の小さい本を読んでいて、どんどん本にハマっていく姿を見たことがある。
そう、読む子は黙っていても、読むんです。
こどもが自主的に読書する方法は、どこにもないのだ。
こどもはその親でないと、自分のこどもにあった本の内容や知る楽しさ、分かる楽しさは伝わらないと思い、試行錯誤しているのだが、いまだに解決できない。
でも、少しの希望がある。
わたしの話を聞いてくれるのである。
こうなったら、わたしがたくさんの本を読んでこどもに伝える。今はこれしかできないが、知る楽しさや分かる楽しさをたくさん伝えていきたい。
なので、自主的に読書とかはもはや解決しなくてもいいのかもしれない。でも、読んでほしい、、、