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夏のお囃子、パナマ・ゲイシャコーヒー
一行梗概:常連客の男女をパナマ青年にすっ飛ばされた喫茶店のマスターはコーヒーの湯気をのぞく。
三行梗概:常連客の男女をパナマ青年にすっ飛ばされた喫茶店のマスター。コーヒーの湯気をのぞいてマスターは男女をみまもる。もどってきた男女の変化はいかに……。
■作品本文
コンコンチキチン コン チキチン
コンコンチキチン コン チキチン
お囃子の音が町に響きわたります。三条大橋の蒸す川風。どう
さなコン2024作品応募の執筆備忘録(創作を学ぶには……)
二次審査結果公開となったのと、九頭見 灯火さんのさなコン作品ラジオレビューなどからの反省点をふまえて書き残しておこう。(本記事文面はカジュアルでいく。)拙作の応募版と改稿版は後の作品名リンクよりたどってほしい。SFに強い方から審査前提の作品へレビューを聞けるのは私にとって初の機会なので貴重でとてもありがたいものだった。なまじ過去にふわっと数作書いていた程度の身なので学びあるレビューは嬉しいもの。
もっとみる文学フリマエージェントとは……
本記事は新たなエージェントを求める(同志来たれ!)勧誘の記事となります。架旗透氏とわたくしキノコとともに文学フリーマーケットを骨の髄まで味わいつくし小説人生を謳歌したいあなたを待っています。小説は執筆だけでは終わらない。読むだけでは終わらない。売るだけでは、買うだけでは終わらない。さあ、もっとさらにその先の、むこうがわへ、たくさんの同人小説の可能性を広げましょう!
『文学フリマエージェント』と
『テーマアンソロジーSTATEMENT FOR GAZA』の感想
文学フリマ38の同人小説感想3作目になるのがグローバルエリートさんの作品。エージェント架旗透氏に購入依頼しました。本サークルは架旗氏所属サークルでもあり、2年ぶりの新刊になります。収益は全額UNRWAへ寄付されています。本作が発表される前より彼らの活動へ疑問の混ざった関心を寄せていました。彼らは今「どこ」にいるのかと。「どこ」、その意味は深い。時代を、世界を見据える彼らSF小説作家として、次の新
もっとみるSFアンソロジーWORK『フォーワン FO(U)R ONE』の感想
同人SF小説サークル グローバルエリート(敬称略)のアンソロジーWORK6作目の感想。こちらも書籍がないのでKindleでの購入。賛否あるけど個人的に電子書籍はKindleが好き。本書は2021年の文学フリマ東京にて頒布された作品。このサークルの書籍は毎回初版が頒布当日文学フリマにて完売してるので、後のイベントでの入手はほぼ不可能。再版の見通しについては、文学フリマのサークルブースで確認、あるい
もっとみるこれからはじめる同人小説の感想
はじめましての方もお久しぶりの方も、こんにちはキノコです。
何様ではございません。私は只の嗜好の消費者、読者で感想屋でございます。
日ごろコーヒー沼に最低一日1~2杯浸り香るアロマより生きる糧を得るインターネット界隈の放蕩者にございます。どうぞよろしくお願いします。
noteでは同人小説を読んで感じて想ったことを、つらつら綴っていこうかと。心が揺れるさまを書きのこせれば……。
はたしてそれは