ふと思い出した、理想の上司について
昨日ふと自転車屋さんのパート中に
学生時代のバイトの事を思い出しました。
学生時代はパン屋兼カフェのややおしゃれなところで
バイトをしていました。
高校生までは部活一筋だったので
人生で初めてお金を稼ぐために働いた経験でした。
その日は週末でかなり込み合っており、
そんなに広くない店内に行列ができていました。
私は新人だったため、社員の方がレジをやっている横で
補助でパンを包んだりする作業をしていました。
行列だったので皆さんイライラしていたところもあったと思います。
私も慣れない仕事でパンをトングを使って袋に詰めたり、
パンの種類によって入れる袋や容器が違うのをまだ覚えれておらず
確認をしながらやっていました。
すると順番が回ってきたお客さんが
パンを詰めてる私がとろいだとか、そのせいで余計行列になるとか
ものすごく文句を言ってきました。
クレームというものも初めての経験だったので
私はびっくりして半分固まりながら
「申し訳ありません」と必死に謝りながら作業を続けました。
社員の方も謝罪しながら明るく接客をしてくださり
その場はそのまま過ぎました。
優しいお客さんも居て、
そんなに待つのが嫌なら買わなきゃいいのにね
と私にフォローを入れてくださる方もいました。
本当に感謝です。
もう泣きそうでギリギリを保ちながら
仕事中は泣いちゃだめだと必死にこらえながら作業をしていました。
行列がひと段落したタイミングでその社員さんに裏に呼ばれ、
「嫌なお客さんもいるよな~、
でも君は何も間違えてないし失敗もしてない。
新人だから早くできないのは当たり前だし、
忙しいのに頑張ってやってるよ。気にすんな!」
と言ってくれました。
その時必死にこらえてた涙がドバーーーーって出てきました。
ありがとうと本気で思いました。
今書いてみたらそこまでいいこと言ってるわけじゃないかも( ´∀` )
けどその状況の時にはその言葉がほんとにあったかくて
その言葉をそのタイミングでかけてくれたことはほんとに感謝でした。
その社員さんも社員のくせに寝坊してきたり、
寝坊してきたの自分なくせにイライラしてたりすることもあり、
完璧なキラキラした人では決してありませんでした。
だけど最初に私が辛いときに
ちゃんと助けてもらった記憶があったので
不機嫌な態度を見てても嫌いになることはなく
あらあら、今日は不機嫌な日ですね。と流すことができました。
バイトの自分にとってバイトは所詮バイトであって
週5でそれを本職にしている人とは訳が違うことは
社会人である今、しっかりわかります。多少のムラはしょうがないですね。
何が言いたいかというと
良い上司とは困ったときにちゃんと助けてくれる人
だなと改めて思ったことです。
ダメな部下や後輩を批判ばかりしていても何にもならないし
改善してほしいと思うなら力になってあげたり
道筋を示してあげたりできないといけないなと思います。
しばらく部下や後輩のいる仕事をしていませんが、
後輩云々に限らず、だれに対しても否定的でなくいることは
最低限人として大切なことだと思います。
まー上司に限らずですよね、
部下も上司の文句ばかり言ってないで頑張れ!
ってところですよね( ´∀` )
とにかく文句を減らして自分が頑張れることが大切ですね。
そういう人でありたいです。
頑張ります。