「夢を見続ける」と「夢を追い続ける」
先日、ある方の話を聞いていたら、その方が
「夢を見続けましょう」と言った後に、
「夢を追い続けましょう」と言い直した。
そしてすぐに話は本題に展開していったので、それは一瞬のことだった。
私は、彼はなぜ言い直したのだろうと一瞬、気になり、
次の一瞬で「夢を見続ける」と「夢を追い続ける」は結構違うなって思った。
だから、彼は言い直したのね、と勝手に理解した。
「夢を見続ける」は文字通り、夢を描いてそれを見続けること、
「夢を追い続ける」も文字通り、夢を描いてその実現を追い続けること。
思考量は「夢を見続ける」の方が多くなることもあるかもしれないけれど、
行動量は「夢を追い続ける」の方が多くなりそうだ。
「夢を見続ける」と「夢を追い続ける」には、
どちらかが正解で、どちらかが不正解というのは無いと私は思っていて、
そのうえで、どちらを選んでいるのかは自覚した方がいいよね、って思った。
見続けた方が幸福感が高い夢は見続けたらよい、
実現すると決めた夢は追い続けて実現させる。
そのどちらかを選んでおくと、モヤモヤすることが減ると思う。
強いて3つ目の選択肢をつくるとしたら、
実現したい夢を追い続ける、もある。
実現したい夢を追い続けるのは、独りでならよいけど、
そこに誰かを巻き込むのなら「実現する」と決めて欲しい。
「する」と決めることと「したい」と思うことは似て非なるものだから。
いくつかの夢に巻き込んでいただいた経験から、私はそう思う。
話を最初に戻すと、
誰かに言い直しって、自分と向き合って、自己理解を深めるきっかけになるね。
ありがとう、言い直し。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
紀乃