リブランディングを行いました
きのもと商会ではこの度、リブランディングを行いました。
すでに新しくなったロゴを各所で使っているので、もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
今回のリブランディングは、設立当初からきのもと商会を知ってくださっており、旧コーポレートロゴをつくってくださった浅野さんに引き続きご依頼させていただきました。
なにをしたのか?
今回のリブランディング、具体的にはなにをしたのかと言うと、
コーポレートアイデンティティのリデザイン
事業別ビジュアルアイデンティティの展開システム
事業別ビジュアルアイデンティティのデザイン
各種ツールの制作
上記を行いました。
実際にどのように新しくなったのかをご紹介する前に、これまでのきのもと商会を見ていきましょう。
これまでの「木下商会」
これまでのきのもと商会のコーポレートロゴはこちら。
代表村山が一人で会社を立ち上げたばかり、事業内容も定まりきっていない頃、唯一決まっていた会社名である「木下商会」とその由来をモチーフにこの形になりました。
会社名の由来はと言うと、村山が建築を学び始めた頃に聞いたアメリカ人の建築家、ルイス・カーンの言葉「一本の木の下で語り始めた人の話を聞きに人が集まる。それが学校の起源である。」というもの。そのエピソードからイメージを膨らませ、なだらかな丘の上に大きな一本の木が立っている姿のロゴマークとなりました。
(当時の村山が身につけて様になるイメージ、という観点もあったそうでロゴを記した前掛けなども計画されていたんだとか。)
現在のきのもと商会と、これからのきのもと商会
2024年10月、きのもと商会は7期目を迎えることができました。
期初のタイミングで、これまでメイン事業として行ってきた空間デザイン・設計・工事などを手がけるチームをプランニング事業部と名づけて事業部化、プランニング事業部を支援するチームはプロジェクト支援事業部としました。
そして、昨年末からきのもと商会に加入し、WEBサイト制作をメインに行うよふかし企画をデジタル・ディレクション事業部と名づけました。
さらに、今年に入ってから動き出した不動産仲介を行う不動産仲介事業部、不動産プロモーションをDX化するプロパティテック事業部なども加わり、取り組み補の幅がかなり広がってきています。(事業部についてはまた改めてご紹介します!)
このようにメンバーが増え、事業部化し、次の4月には新卒1期生の入社が控えています。
旧コーポレートロゴは会社の登記に向けて動いていた2018年頃、まだ会社の形が定まっていない中で制作いただいたもの。その頃と比べてみて、現在のきのもと商会はかなり形ができている状態と言えるのではないでしょうか。
そんな今、現在のきのもと商会とこれからのきのもと商会を捉え直すため、リブランディングを実施するに至りました。
ロゴのリファイン
一つ目の大きな変化としては、コーポレートアイデンティティのリデザインです。
社名の由来である「木の下理念」を図案化する計画はそのままに、ロゴのリファイン、通称・呼称の調整が行われました。
ロゴマークは全体的に力強い線でハリのある印象に。
会社名のロゴタイプは「木下」をひらがなに開きました。これまでも「木下(きのもと)さん」などと呼んでいただくことがありましたが、今後はより一層「きのもと」が呼称として定着しやすくなりそう。お気軽に「きのもと」とお呼びくださいね。
書体はアンチックという、やわらかい印象のもので表情をつくっていただきました。
旧ロゴは和風で渋めな印象でしたが、新ロゴは旧ロゴの印象は残しつつ現代的にアップデートされました。
業務で提案資料をつくることが多いため、縦長よりも正方形〜横長のロゴの方が使いやすいという、実用面でもいい感じに!
ロゴの展開
次に、事業別ビジュアルアイデンティティの展開システムとそれを使ったデザインです。
まず、「きのもとマーク」を「地=場」、「幹=事」、「葉=物」の3つの要素・概念に分解します。
「地=場」
不動産のように場所を提供したり、運営したりする事業にはきのもとマークの地の部分を割り当てました。
「幹=事」
プランニングやメディアのように、「実物」を扱わない事業にはきのもとマークの幹の部分を割り当てました。
「葉=物」
家具や食品のように「実物」を提供する事業にはきのもとマークの葉の部分を割り当てました。
今後も生まれ続ける事業もカバーできる展開システムとなっています。
ツールの制作
新しくなったデザインを活用したツールも制作していただきました!
事業部の展開に合わせて制作していただいた事業ロゴのステッカーです。実用性ではなく遊び心に振り切ったツールなのに、パッケージにご丁寧に会社情報が書かれている真面目さのスパイスがかわいい。
メンバーにお声がけいただければお渡しいたします!
個人的にはシルバーメタリックのきのもと電信が一押しです。
汎用紙は郵便物を送るときにさっと入れ込んだり、包装紙代わりに使ったり、その名の通り汎用的に使える紙です。
こちらも、きのもとマークの展開から3種類のパターンをつくっていただきました。「これでファブリックをつくるのもアリじゃない?」と盛り上がった、かっこいいデザインです。
名刺もリニューアル!
横向き、白地だった名刺が縦向き、グレーになりました。一気にモダンな雰囲気に。新しい岩本町オフィスの住所も載っています。
お会いした際にはぜひ新しい名刺でごあいさつさせてください。
今回のリブランディングでは設立当初の理念に立ち返り、現在の「きのもと商会」を捉え直し、これからに向けて新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。
新たに加わったロゴの展開システムは今後の事業の展開や進化を支える基盤にもなっていくことでしょう。
改めて、きのもと商会に寄り添いながら全面協力をいただいた浅野さん、ありがとうございました。
新しくなったきのもと商会も、どうぞよろしくお願いいたします!