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今週のkinologue【6/19-25】

今年の夏至は6/21(水)だった。Facebookのタイムラインに流れてくるフィンランドの友人たちは今週からかなりウキウキしている様子。そして夏至祭は24(土)。夏至過ぎてるけど?とか気にするのは日本人だけかも。恋の成就を願うという花かんむりを被って楽しそうにしていたけれど、『ミッドサマー』以来、オソロシイ象徴になった気がするのは私だけじゃないはず。

夏至祭の朝は京都で。6時少し前に着いたがもう明るい。同じ深夜バスに乗った2ヶ月半前は真っ暗だった。奈良に10時前に着くには5:15の電車に乗らねばならない。すると4時起き?起きれる自信が全くない。ということで懲りずにまた乗った深夜バスは超満員で3列シートの真ん中、ほぼ寝られなかった。ボーッとして降りたが、迷うことなく梅湯へ歩く。梅湯の横を流れる川は高瀬川だったのか。川に夏みかんが落ちていた。うちの庭の夏みかんと同種な気がするが、ママレード作ったり、しないだろうなぁ。

川沿いの道で黒猫と戯れるおじいちゃん。朝6時に癒される光景。

入口では並んでいたが、前回より空いていた梅湯で一番風呂・一番サウナをゲット。何でもないが、何か気持ちいい。梅湯の後、前回同様、モーニングの予約をしておらず、2店断られる。今回は空いてたり?と思った自分の浅はかさよ。あまり時間がないので、適当に歩いて探していると、モーニング営業中のカフェを発見。ありがたや。メニューを見ると、カスクートって何?

ハムとプロセスチーズが別々に入っているのが特徴?パンは固そうに見えてやわらかめ。

京都滞在2時間ちょっとで奈良へ移動。竹田で近鉄に乗り換える。眠くて仕方なかったが、京都から奈良に入ってからの牧歌的車窓を楽しむことに。レトロな近鉄車内は扇風機がゆっくりまわっている。そんな時に前に座った女子がジョージ・オーウェル「1984」のペーパーバッグを読み始めた。へぇ、なんかいいね、奈良って。大人しく近鉄奈良から行けばいいのに、ひとつ手前の新大宮で降りて歩く。のどかな住宅地を通るが、歴史のありそうな民家やただの住宅地とは思えない広い道路など、きっと由緒正しい場所なのだろう。さすが奈良。そしてやっとたどり着いた、日本メディア学会春季大会@奈良県立大学。学会自体は去年から対面で再開していたけれど、久しぶりの先輩方にたくさん会えて嬉しい。『〈主婦〉の学校』でお世話になった方々がシンポジウムに出ていたので、初めてお会いすることもできた。大仏も鹿も見ることがなかったが、元ゼミ生としては見逃せない恩師の所信表明を見られたので、やはり来て良かった。モチベーション上げていかないとね!

奈良の中心から徒歩圏内で便利な場所にある大学。古くて新しい、感じが良い。

かろうじての奈良らしさは新幹線の中で食べた柿の葉寿司。鮭と混ざっているのが普通だと思っていたら全部鯖だった。乗り換え8分で奇跡的に買えた最後の1個だったから仕方ない。学会2日目は諸事情あって家からオンライン参加。1日目より刺激的。午後のWSで突然先輩からご指名されたときは焦って、大したコメントが出来ず申し訳ない(ちょうど他の発表と2画面で見てたところでした!とは言えず)。しかしホントに元ゼミのOBOGはご活躍。

そろそろ次の書籍化の詰め。書店向けの広告も週明けから反応があるかも。そして版元ドットコムと受注サイトに登録。デザイナーさんから「週明けまでに原稿送ってください」とメールが来る。翌週までにラフを挙げてほしいとこっちが頼んでいるんだから、当然だ。やります、やります。気づくと4冊目なので、これまで出来なかったこと、サボってきたことにも着手する予定。書籍を形にするまでと形になってから、で今年の夏は終わりそう。


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