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noteをめぐる冒険 第2年

改めまして、あけましておめでとうございます。

2019年の8月にnoteを始め、1年とちょっと経ちました。昨年、「noteをめぐる冒険 第1年」を書き、右往左往していたのが懐かしいです。

去年はnoteについて、「新入社員で、とりあえず職場のトイレの場所だけはわかった」と書きましたが、今年は「同じフロアはわかるし、職場の人々もかなりわかるようになった。職場近辺でおいしいランチを食べるところもいくつか知った」という感じかな。

何が変わったか、順を追って整理していきたいと思います。

冬~春

2020年のはじめは、あちこちのお題を勝手にもらっては書いていました。特に年明けは「今年の抱負」的なことを何か書こうと思い、ヤマシタマサトシさんの「今年の計画を作る10の質問」というのをやってみました。前編中編後編で。

これも誰かに読んでもらうというよりは、自分の頭を整理するために書いていた気がします。だけど中にあった「今年会いたい人」でフリーズ。会いたい人を誰も思いつかないという情けない事実に愕然としました。

とはいうものの、行きたいところは5つのうち4つまで行けたかな。白鳥の湖も見ましたよ。全体として、ここで書いたことは4分の1くらいは実現したと思います。健康は低空飛行だけど、仕事はまあ、与えられた義務の部分は頑張った……たぶん。4分の3は残っているわけで、今年に持ち越しですね。特に地デジ非対応TVの処分(まだやってないんかい!!) 

だって突然世の中がリモートになって大変だったんだもん。それから「食べたいもの」は何一つ実現しませんでした(苦笑)。

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春頃までは、ひとりで地味に書いていて前年と変わりませんでしたね。途中で昔書いていた「入院日記」をマガジンにして、その最後の部分(循環器編)をアップしたりもしたけれど、特に反響もなく現在に至ります。

何を書いてもうまく書けない気がして、どうするかなあ……と迷うようなこともありました。そんな時、#呑みながら書きました という企画を見つけてホイ、と飛び込んでみたのです。

割と気軽にできたのがよかったのでしょう。これが楽しかった! ああそうか、呑みながらなんでも好きなこと書けばいいんだ~と目が開かれたようで。このあたりから言葉を交わす人も増え、「ひとりで書いてる」から少しずつ抜け出ていったように思います。

サークルに入る

突如思いたって塩梅かもめさんの主催する「世界の台所から『つくルンバ』」というサークルに入会しました。料理はそれなりに好きなんですけど、スペイン、というのに特にひかれて。

カリフラワー料理やトルティージャなどを作り、写真を撮ってアップする。するとほかのメンバーの人たちもそれぞれに作って記事にする。それが各人各様で面白いこと!

ここがきっかけでたくさんの方々と知り合いました。最初は記事を読んで名前を知って。すてきな記事だと思ったらスキだけでなくコメントしたり、引用してツイッターに投稿したり。こうしたことを最初の年に比べると躊躇なくするようになりました。それで会話のきっかけができてコメント欄やツイッターでお話ししたり。

だけどこのころ、日本は非常事態宣言が出て仕事も生活も一変し、そちらへの対応でリアル生活の方がアップアップ状態。そのこともあり、春から夏にかけては記事というよりつぶやきが多かったように思います。花の写真だけ投稿して生存証明みたいにね。

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一周年

2020年の8月にnote一周年となりました。それで一周年記念に、30days Book Challenge を始めました。

これはツイッターのどこかで拾ったお題。毎日、お題に示された本を挙げていくというもので、本好きの私にはとても楽しいものでした。一冊でも誰かと思いを共有できるといいな、とか、読んでくださった方に新しい世界を紹介できればいいな、なんて考えて。

どこまで思いを共有できたか、その辺はかなりあいまいなんですけど、とにかく毎日投稿した、30日間やった! という達成感はありましたね。

合間を縫って呑み書きや,他の企画などにもちょいちょい顔を出すようになりました。

リュクスなnoteたちに入れていただいたのもちょうどこの頃。ツイッターでわちゃわちゃつぶやいているうちにお声をかけてもらって、以来楽しく参加しています。これが大きいかなあ。なんだかnoteの中で、浮き草ではなく所属する場所ができたような気がしました。居場所って大事ですね。

いくつかの記事

だいたいはお友達中心に20くらいのスキをいただいていたnoteですが、いくつか、大変たくさん読んでもらった(と思われる)ものもありました。

「かわいい」はそのひとつ。特にどこかに取り上げられたわけではないのに、クリエイターページのトップに固定してあったせいか(わたしにしては)ずいぶんたくさん読んでいただきました。

それから先日クリスマスに書いた「プレゼントはなんでしょう」は、なんと初のnote編集部おすすめに入り、ものすごいview数になってのけぞった記事。スキも(わたしにしては)とても多いのですが、viewが半端なく万単位になり、何が起こったのか動転しました。読んでくださった皆さま、ありがとうございます。

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でも自分的に一番気に入っているのは下の2つ。

「月が綺麗な…」の方は、渥美まいこさんの「noteでお月見コンテスト」という企画に、塩梅かもめさんが「世界の美味しい月」としてグループ参加しようと声をかけて下さり、その一部として投稿したもの。書けるかしらと思っていたら意外に3日くらいで書けてしまいました。

「試してやる大地」の方は羽田空港とnoteの「旅する日本語2020」への応募。こちらも小説です。400字に中身を詰めるのがとても難しく、苦心しました。まだまだいびつな言葉ではありますが。

頭の中では主人公がだだっ広く寒い土地に押しかけていって、考えていたよりずっと厳しい現実に涙と鼻水垂らしながら、5年くらいたつと赤ん坊をおんぶひもで背中にくくりつけてたくましく働いてる、そのスタート地点みたいな、そんなイメージが広がっています。ちなみに自分の人生はこれっぽっちも反映されていません。

小説のようなものを書いたのは初めてではありませんが、この2つをきっかけに、もっと文章がうまくなりたい、もっと心に浮かんだ情景を表現したい、と強く思うようになりました。2021年の課題にしたいです。

まとめ

通してみると、年初めに「会いたい人が思い浮かばない」と嘆いていたのが嘘のように、noteを通して会いたい人がたくさんできた1年でした。

今は簡単にどこかに出かけるわけにはいきませんが、この状況が変わったらぜひ会いに行こう、国内だけでなく国外へも足を運ぼう、と思います。人に会うだけでなく、いろいろな土地を訪ねて文化や歴史に触れてみたい、そんな思いを強くした2020年でした。

今年はどんな年になるのでしょう?

願わくば、自分の楽しみだけでなく、誰かの何かの役にたつことができれば。たとえ小さい事でも誰かの助けになることができればもっと幸せかな。去年からの宿題も含め(地デジ非対応TVは絶対処分する! そしてどこかで誰かとアフタヌーンティーをする!)、いろいろなことに目を向けていきたいと思う新年です。

今年もどうぞよろしくお願いします。




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