それ以前のこととして
お友だちのEmikoさんが絶賛していたので、本を買ってみました。
冷えや肩こりなどの体調不良などに悩まされていたのがこの本に出会ってエクササイズをするようになり、その効果が体感できたとのこと。わたしも子どもの頃からの頑固な肩こりに加え内臓の不調や気力の低下に悩まされているので、それが少しでも良くなれば、と試してみることにしました。
noteを始めたのもそれが理由だった
そもそもわたしがnoteを始めたのは、さまざまなことに好奇心が動かない、テンションがあがらない、感情が動かない、といった自分の状態に不安を覚えていたからです。
若い頃はなんでもかんでも必死だったけれど、経験を積み年を取ったなりにいろいろなことができるようになりました。しかしその分、力を抜いてもその場がしのげるようにもなりました。そうすると人間って怠け者ですから、手を抜いて最低限のことで物事を流してしまうんです。それは楽な生き方で、以前に比べてストレスも少なくなりました。
それでも「ふんふん楽ちんに生きられるようになったぜ~」と笑っていられたのはつかの間、だんだんテンションが上がらない自分にいらだちを覚えるようになりました。折しも身体を悪くし、救急車に乗ったり入院したり手術したりまた入院したり、なんてこともあったし。入院するたびに気力が衰えていくんです。それが怖くなりました。
だから新しいことに挑戦しようと思って、友人が誰もいないnoteで書き始めたのです。何かを書くことは少なくともできると思ったので。
年頭に「noteをめぐる冒険 第2年」で書いたように、おかげで友だちもできました。あちこちで仲間に入れてもらえることも増えました。しかしみんなが盛り上がっている時にいまいち乗り切れない自分、というのも強く感じるようになったのです。
これって、心とか精神の問題じゃなくて、体力じゃないだろうか?
はじめは自分が他の皆さんより年を取ってるから……なんて思っていたけど、そうじゃない、この気力の衰えは年齢といえばそうだけれど、根本は体力じゃないか。そんなことを考え始めたのです。だって同じ年齢だって元気に活躍している人はいくらでもいるし。
買ってみた読んでみた
すぐに手に入れたかったので電子書籍をポチリます。ああなんて便利。
女性の不調の多くは、筋力不足が原因であり、不調を治すためには、自分で筋力をつけていく必要があります。
Emikoさんも引用していたこの部分に深く頷くわたし。文章の所は一気に読んでしまい、さっそく読者特典の動画リンクもついている肩周りをやってみました。肩こりが酷いので少しでも楽になればと。
う、いきが、息が上がります!
肩胛骨を動かすべく、ひじを曲げた両手を上げたり下げたりしているだけなんですけど。
ひ~、ひ~、ふ~~、20回もやるの? これ?
負荷がかかっているわけでもなく、本当に、運動している元気な人なら何てことのない動きかもしれません。でも、①運動してない ②年齢がいっている ③1年近くリモートワークで座りっぱなし の自分にはかなり堪えました。そしてこの程度で堪える、という事実がさらに堪えたのは言うまでもありません。
できないんだけど。
その次に、本の最初の方にある下半身の筋トレに挑戦してみました。仰向けに寝て膝を立て、片方の足を曲げてもう一方の膝にのせ……あ、あれ?? できないよ?
身体が硬くて、というより股関節が硬くてのせられません。これはあかん、もっと身体が硬い人向けの運動はないかと探してみたら、同じ中野ジェームズ修一先生が「ものすごく体が硬い人のための」本を書いているではありませんか。
あ、これNHKの番組だったんだ。2017年というからちょっと前ですね。こちらは紙の本を手に入れたかったので電子書籍の立ち読みという奴をしてみました。そして「大臀筋のストレッチ」というのに挑戦してみます。さっきできなかったやつです。
そうしたらですね、翌日、腰が痛くなりました(泣)。
上の絵の赤い波線部分です。右腰のうしろあたりがそこはかとなく痛いじゃないですか。それも、何と言っていいのか、筋肉痛じゃないやばい痛み方。
これ、ストレッチなんですよ。このまま立て膝した左足を少し上げると右の大臀筋が伸びることになっているんですけど。
左側については問題なかったんですよね。でも右側は股関節自体が少し前からロックがかかったように開かなくなっています。原因不明。なぜこんなに硬いのか、わたしのからだ、意味わかりません(怒)。それでも以前はできたのだから、と、足をのせてみたら、その時はそれなりに腰が伸びたつもりだったのに翌朝になって図の赤線部分に痛みが出たのです。
しくしくしく。
ううむ。道は遠い。
もっとやさしい方向を求めて
それで、これは筋トレより先に「もっともっとすご~~く硬い人のためのストレッチ方法」を探すのが必要だなと思いました。
ネットを探索していると、理学療法士の方がやっているyoutubeチャンネルを見つけました。
おお、もしかしてこれ、いいかもしれない。
だってからだが「超硬い人」「超・超硬い人」「超・超・超硬い人」の三種類に分けて下さってますよ。もちろんわたしは「超・超・超」です。「どのくらい硬いか」を確かめるための動きが硬くてできないんですけど?というレベル。
でもこの「超超超」硬い人、という表現が気持ちを楽にさせます。
そうなの。ふつうのストレッチはできないの。言われたとおりの姿勢なんかできないし、やろうとすると身体が痛いのさ。腰も痛めるし。例えばこんな感じ。
ヨガやストレッチで、足の裏を合わせてあぐらを掻く姿勢があるでしょう? あれが、左側はまだ床から15センチくらいまで開くのに、右側は外に開き始めて膝と床が30センチくらいある時点でロックされたようにガキッと動かなくなります。ほとんど「開かない」という感じ。そして痛い。硬くて痛いんじゃなくて、これ以上曲げるとやっちまう、というやばい痛さ。以前から開かなかったけれど、この「途中でロック」は昨年の4月くらいから急に起こりました。無理に開脚しようとすると腰とかもっと悪くなりそうで怖くてストレッチできません。
でもなんとかしたい。なんとかしないとどんどん身体が枯れ木のように干からびていって、そのうちポキンと折れるんじゃないかという不安感があります。骨密度はこの年齢にしてはまだある方なんですけどね。
で、やってみました。
動画に合わせて少しずつ。
最初はお尻を自分でマッサージするところから始まります。無理にがんばってストレッチするような動きはありません。これならできるかも。
要は、「股関節が硬い」とは、骨同士がどうこうというより、骨と骨を結びつけている筋肉が硬くなってしまっているんですね。ひからびてカチカチになったハムの塊のように。
このハムが再び弾力を取り戻すかどうかはわかりません。でもやらないよりましでしょう。とりあえずやってみようと思います。ジェームズ先生の本の方も、肩回しなどできそうな所は取り入れて。
まずは2週間がんばってみます。
よし、宣言したぞ。これで後戻りできないぞ。
(追記) 絵も描いてみました。マウスで、windows附属のペイントで。久々の震える手の割にはよく描けたかも。
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