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熟睡は意欲の母なり

#チコちゃんに叱られそう日記  33日目。

眠れた!

寝付きが悪くて眠れず昼間もだるい日が続いていたが、昨夜はこれまでの借金を返すようにすぐに寝付いて朝まで寝た。起きたら8時だった。

幸せだわ~~~

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眠ると如実に調子が良い。何が一番違うかというと、「なんかやってみよう」という意欲みたいなものが自分の内側から立ち上ってくるのだ。

天気がいいな
さわやかだな
今日は何をしよう
あ、あれをしよう
これもしてみたい
やるぞー!

という感覚があり、気がつくとどんどん働いている。たぶん脳から何か出ているに違いない。それが麻薬などではなく、眠って十分休んだことにより自前の身体で作られたなにか(きっとドーパミンとか、そういうやつ)だというところが実にすごいし、どうしていつもこれが出てくれないのだろうと思う。こういう感覚は一年に数回しかない。ああ幸せだ。

シーツも洗ったし、雨に打たれて外で倒れていたコスモスのつっかい棒も立てたし、掃除機もかけ、天気がよいので小さな秋を見つけに出かけた。紅葉が早くすぐに葉が散ってしまうナナカマドは、既に色づき始めている。

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オクラって逆立ちして天に向かって生えるんだ。初めて知った。うまく撮れなくて葉っぱにフォーカスしている。

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夏からずっと咲いている公園のブルーサルビア。以前は自分で植えたこともあった。やっぱりきれいだから来年はまた苗を買おうかな。

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ピンクの花は少なくてエリカはそろそろおしまいかも。。春から夏にかけては一面のピンクに染まって地面が見えないほどだった。

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赤とんぼも。このところ数が少なくて心配している。以前は冬の初めの雪虫くらいわさわさと飛んでいたのに。

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軽いウォーキングから帰って美容室に行く。もういい加減、髪がどうかなりそうなほどくるんくるんだ。わたしの髪は少し伸びるとすぐに妙な方向にカールしてしまう。それがステキな方向にくるくるなら良いが、タコが海の中で8本の足をうにょ~~んと伸ばすように八方にびよんびよんとはねて非常に見た目が悪い。助けて美容室(いつもちゃんと助けてくれる)。

美容室というと女性雑誌がつきもので、今日も数冊が目の前にあった。感染予防のためポリエチレンの使い捨て手袋を渡される。WITHがあったので懐かしくてパラパラとながめた。手袋付きで大変ページがめくりにくい。

この雑誌は創刊40周年だそうで、その記念特集が組まれていた。1981年創刊とのこと。なんだ、この種の雑誌と一緒に生きてきたんだなあと思う。80年代前半は「適齢期プレッシャーに負けるな」特集があっておおおと驚く。そうだった。25歳はクリスマスケーキで、26歳になったらもう売れ残りなのだった。そして仕事を続ける女性はいたけれど、結婚しないのはもうホントに人間として資格無しみたいな価値観が当たり前のように社会を覆っていた。ちなみにそれは男性にもあって、30歳ならまだしも40歳で独身だと「何かあるのか」と疑われ信用が乏しいこともあった。つまり結婚が、「正しい大人」としての踏み絵みたいな扱われ方をしていたように思う。よくあの時代に20代を生き抜いたな自分。褒めてあげよう。

その後も雇用均等法やら育児休業法やらバブルやらいろいろあって、で現在はというと、あんまり変わっていないようにも思える。それでも昔よりは今の方が生きやすいし社会を覆う価値観も変わってきた。そうだな、紫だったのが青くらいにはなっているから、これからもきっと変わり続けるんだろう。人間がみな自分の気持ちを理不尽に曲げられることなく、自分を好きでいられるような、そんな世の中になっていって欲しいと思う。




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