パイドーン


大学のレポート課題がソクラテス関係の為、朝から図書館で借りて読みました。

「ソークラテースの弁明 クリトーン パイドーン」(著 プラトーン 訳 田中美知太郎・池田美恵)

弁明⇒ソクラテスが自身の裁判で語ったこと

クリトーン⇒牢獄の中での対話

パイドーン⇒ソクラテスが刑死する最期の日の対話

「パイドーン」の最後は読む前からわかっていたけど、やっぱり悲しいし、ソクラテスの弟子たちを一緒に涙しました。あと、これを書いたプラトンの気持ちを勝手に察して苦しくなった。

正直、途中の議論は「???」となることもあったけど、それ以上に、私たち人間はホントウに大事なことが見えないと恐ろしい判断をしてしまうんだなと思った。レポート用に読んでたはずが、感傷的になってしまいました。

約2500年前に書かれた話に、こんなに感情移入してしまうとは思わなかったな。。。時間も場所もこんなに違うのに。

いや、これが勉強の醍醐味なんでしょうね。今まで通りただ仕事してるだけだったら知らなかったことだもの。

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