特殊きのこのレシピ④ヤマドリタケモドキ入りラタトゥイユ
きのことは、昆虫や植物と比べて最も分類が進んでいない品種である。
なので今から皆さんが研究しても「自分の名前」タケをつけることが出来ます(多分)
ただし日本と近い緯度経度で、研究者も発見される品種も、日本のn10倍ある中国で発表されているものと同定して、違うとなれば初めて新種に認定となりますが…(ここまでの工程で数年はかかるでしょう)
ヤマドリタケモドキ(広義)というきのこも、もしかしたら新種が含まれてるかも…とはよく聞きます。
広義とはひとつの言葉がさす意味に幅がありそのさす範囲の広い方という意味で、きのこ界隈での見分け方は…
・柄の根本に網目模様あるか:ない場合腹痛を起こす「ドクヤマドリ」などの可能性
・苦味あるか:あると「ドクヤマドリ」などの可能性
・ポルチーニ臭するか:香りがしないのは食べられるが風味が薄く美味しくなかったり、他のきのこの可能性
今のところこの方法で自分もきのこ中毒に遭ってないです。
今回のレシピは野菜しか入れないレシピですが、ヤマドリタケモドキ入れてみたら美味しいだろうな、と思って作りました。
まだまだ残暑厳しいですが一応、夏の終わりにイタリア料理にヨーロッパで有名なポルチーニの日本版きのこ・ヤマドリタケモドキを入れてシン・ラタトゥイユを作ります。
【材料】
ヤマドリタケモドキ:50g
玉ねぎ :1/2個
ニンニク :1片
ズッキーニ :中サイズ1/2本
ナス :1本
トマト缶 :1/2缶
コンソメキューブ :1個
タイム :小さじ1/2杯
塩こしょう :適量
オリーブオイル :適量
【作り方】
①ねぎ、ズッキーニ、ナスを同じ大きさの5cmさいの目切りにしてレンジで1分温める
②にんにくを粗いみじん切りにして、オリーブオイルと一緒に鍋に入れて炒めたあとに①を入れる
③タイム、トマト缶、コンソメ、きのこを入れて5分ほど加熱して塩こしょうで味を整えて完成
お味は…
調和とれてて美味しいです。
好みできのこの量を増やしたり、ヤマドリタケモドキを「ムラサキヤマドリタケ」や「アカヤマドリ」に置き換えてもいいかもしれないです。
それにしてもポルチーニ系のきのこはなんにでも合って美味しいです。