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ひとりで迷わず、誰かに頼ることを子供に教えるべき

シュンです。

今日のテーマは、
頼る相手を見極める教育をすべき
という話。

こんなニュースを見た。

消費者庁によりますと、「TikTok」や「インスタグラム」などのSNSに表示された広告をきっかけに、簡単に稼げるとうたう副業に応募してお金をだまし取られたなどの相談が全国の消費生活センターなどに去年1年間で1600件余り寄せられているということです。

SNSを見ていると、「たったこれだけで10万円稼げる」とか「スキマ時間を利用して100万円稼いだ主婦」みたいな、夢に溢れている広告が流れてくるよね。簡単に稼げるなら、是非やってみたいと思うよね。

こういう騙された話がニュースで取り上げられると、コメント欄には「簡単に稼げる話なんてない!」「こんなことに騙されるなんて」みたいな、騙された側の問題を突くような書き込みを見るけど、それも違うよなと思います。

誰でも騙されやすい時代だから

です。

理由は3つあります。

簡単に稼げる時代は強ち間違いではない

簡単に稼げる方法はあります。例えば、僕の友人は海外版のフリマアプリを活用し、国内のブランド品を海外に転売し毎月稼いでいます。ブランド品を見極める努力と経験は必要ですが、身につければ家から一歩も出ることなく数十万円を稼ぐことが可能です。

また、ポイ活で稼いでいる人も実在します。どうせ一握りでしょ!って思うかもしれませんが、ゲーム感覚でポイントを稼いで月60万円を稼ぐ主婦だったいるわけなので、これも簡単に稼げる時代ならではと言えますよね。

嘘か本当か見極めが難しい

ディープフェイクが問題視されるように、生成AI技術の進歩により「え、本人が話しているの?」と思うような映像が作れる時代になりました。生成AIによる投資詐欺・ロマンス詐欺など、人間が仕掛けてくるとは限らない恐ろしい時代になりました。

ブラットピットだと思ったら生成AIだったなんて被害も。


最短×ノーリスクがエサになる

簡単に稼げることに魅力を感じるのは、最短且つノーリスクで稼げる理想を描いているからだと思います。「来週までに5万円が必要だけど、どうやって稼げばいいかわからない」人が、ネット流れてきた「最短2日で5万円稼げます」という情報に食いつくのはわからなくありません。必死な人ほど不快から解放されたいと思うので。


騙されたい人はいない

大前提として、「詐欺の可能性を疑うこと」は誰にも認識があるはずです。日々、ニュースで詐欺の被害に関する話や、お金欲しさの末に闇バイトのような悪事に手を染めてしまった話が流れているわけなので。それでも、被害に逢う人が後を絶たないのは、当人の立場でしかわからない状況があるからだと思います。

警察だと思ったら詐欺だった被害者の言葉を見ましたが、「被害者に多少なりとも落ち度があったとしても,被害者を責めるような発言をしないでもらいたい」という言葉がすべてを物語っていると感じました。



子どもに教えるべき頼る存在


プログラミングの授業が義務教育に導入され、物事の組み立て方からITに関する知識を学べる中で、何か起こった時に頼るべき存在について教えるべきだなと思います。

僕が初めて詐欺の存在を知ったのは中学生の頃でした。我が家にWindows2000がやってきて、友達とYahooチャットを楽しんでいると、
アダルトサイトの広告が流れてきました。思春期だった僕は、思わず広告をクリックするとワンクリック詐欺だったことがわかり親を呼ぶことに。(幸い何事もありませんでした)

この時の僕は、「怒られる」と思いました。アダルトサイトを見てしまったから、余計なボタンを押したから、パソコンを壊してしまったと思ったからなど、不安と恐怖が脳内をぐるぐる巡る感覚は本人しかわからないですよ。


よし、自分で解決しよう。大丈夫だ。

怒られる、責められる、バカにされることを避けたいあまり、誰にも頼らなかった結果被害にあってしまった。逆に、甘い誘いで悪い人を頼って取返しのつかないことになってしまった・・・みたいな被害をニュースで見ますよね。

子どもたちに教えるべきなのは、何か困ったらではなく、不安・怖いと思った瞬間にすぐ言いなさいと伝えること。大人でも混乱するのに、子供はもtっとわからないことだらけですよね。

僕は、詐欺に合わない方法よりも、美味しい話に足を突っ込んだら絶対に誰か相談できる人を味方につけておく(俯瞰して注意してくれる人物)ことが大事だと思ったわけです。

それじゃぁ。
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ナカヤマシュン
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