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ホームホスピスの実習一週目

人は一生を通して誰かの生きる環境を整える存在なのだと気がつく


ホームホスピスの実習が始まって一週間が経った

あっという間 楽しかった 家事も何とかなってるし 順調

家事に手を抜き 家庭を顧みず 育児が疎かになっている

それは事実

それでもあんまり気に病むことなく

まあ仕方ないと思うわたしは結構わがままなんだと思う

思ったよりも旦那さんが頑張ってくれたり

思った通り義父母が張り切ってくれたり 

以外にも子供たちがしっかりしてたり

わたしがいない方がいいことも起きていたりもする


長男はADHDの診断をもらっている

彼がどうやって生きてくのかの不安がわたしにはあまりない

何とかなるだろってどこか他人事 わりとドライ

わたしの母もそんなだった そういえばわがままな人だった

子に関しては

彼らなりのしたいをして生き延びて

笑って楽しく暮らしてくれたらいい

人と過ごして幸せだなって思って暮らしてけたらいい

自分でいられる場所にめぐりあえて違和感なく過ごせたらいい

親の願い

年よりも私たちも子供も

自分でいられる違和感のない環境に身を置けるように

その環境をつくることがケアで育児なのかもしれない


実習先の住人は全員が喋らない

意思の疎通が難しい

そうなってきたら結局その人の違和感のない環境はケアするものの想像でしかない

それは結局わたしたちの主観になってくる

子を思って親が先回りして与える環境も親の主観で

子が自分の主観をだすのが反抗期で

老いては子に従えというように

次は親は子の主観の環境に身を置くことになる

一生を通して人は誰かの環境を整える存在で

だから主観をみがくアンテナを張って生きていかなきゃなって思う


喋らない人のケアは結局わたしたちの主観で提供される

喋らない人からのサインは表情と体調と肌感覚

それを個人が感じて読み取って記録に残して口で伝えて

じゃあこうしてこかって考えて相談して決断して実施して

それをチームでしてくのがケア

亡くなるのを待ってるんじゃなくて 今を生きてる人たち

今を生きてるこの人をケアする人達がホームホスピスにはいる

上手に気持ちこめて相手の主観を考えれるスタッフがいる

それは育成の賜物で わたしもそれを作りたい

居心地のいい違和感の少ない職場環境で一週間

やっぱり人が大事にされてる環境に身を置いていたい

それがわたしの違和感のない環境

居心地がよくて楽しくて時にぼうっとしてしまうのだけど

貴重な実習の時間なので

気を引き締めて来週も

がんばるぞ‼




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