【冬芽】冬の散歩で身近な自然観察
葉が落ちて、花も減って
そんな冬にこそ楽しめる
自然の贈り物さがしがあります。
ドライフラワーになったアジサイ、
葉脈だけになったクヌギの葉、
カリカリになったユリの実など…
思いがけないところに「美」を発見!
植物を中心に、冬の身近な自然観察で
おすすめな3つの視点をご紹介します。
・冬芽さがし←今日はコレ
・葉脈標本さがし
・ロゼットさがし
関連する絵本も載せるので、
あわせて読んでみてください。
冬芽さがし
冬芽(ふゆめ)と葉痕(ようこん)
をルーペで観察していきます。
今はスマホのカメラも接写できるので
撮影して楽しむのもいいですね。
私はダイソーのクリップ式レンズを
スマホに付けて撮影しています。
絵本の紹介
「ふゆめがっしょうだん」
写真:冨成 忠夫 / 茂木 透
文: 長 新太
(福音館書店)
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ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
この絵本を知っている人は
多いと思いますが、実際に
冬芽を観察したことはありますか?
顔のように見える部分、
これは葉痕(ようこん)といって、
葉がついていた痕跡です。
葉がついていたところの根元から
新たな葉がでてくるんですね。
これは何の木かな?
調べたくなったら、こちら↓
「冬芽ハンドブック」
解説:広沢毅 写真:林将之
(文一総合出版)
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冬芽ハンドブック
母子手帳より少し長いくらい、
厚さも5ミリ程度の軽い本です。
ハンドブックとルーペをもって、
いままでと違った視点で
お散歩してみてはいかがでしょう。
※ルーペを子どもがつかう時は、
絶対に太陽を見ないように、
必ず保護者が一緒に使いましょう。
冬芽は動物の顔に見えたり、
とぼけた表情だったり、
キリっとしていたり、
樹木名がわからなくても
楽しく観察できます。
この冬、あなたも
推し冬芽を探してみませんか?
ステキな冬芽をみつけたら、
お便りいただけるとうれしいです!
次回は、
・自然の葉脈標本さがし
をご紹介する予定です。
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