一ノ瀬雅美@アトリエ樹乃会|アート×かがく×えほん

https://www.kinokai.net/ 「アート×かがく×えほん」手を動かし考える体験、自然観察など本物に触れる体験、テーマに沿った絵本との出会い。人として成長し続け、豊かに生きる力を育むお手伝い。東京都西東京市で絵画教室を主宰しています。

一ノ瀬雅美@アトリエ樹乃会|アート×かがく×えほん

https://www.kinokai.net/ 「アート×かがく×えほん」手を動かし考える体験、自然観察など本物に触れる体験、テーマに沿った絵本との出会い。人として成長し続け、豊かに生きる力を育むお手伝い。東京都西東京市で絵画教室を主宰しています。

マガジン

  • アート×かがく×えほん

    手を動かし考える体験、自然観察など本物に触れる体験、テーマに沿った良質な絵本との出会い。「アート×かがく×えほん」を提唱する「アトリエ樹乃会」の子供たちの活動記録を中心に、テーマに込められた思いや、子育て・教育関連の話題、おすすめの本なども紹介していきます。

  • オンライン展覧会

    アート×ウェブ「こころつながる×ここでひろがる」今を生きる子どもたちの展覧会(主催:アトリエ樹乃会、撮影・フォト講座:シカマキ写真館、Webシステム構築:フラリコ)関連のまとめです。

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ウィズコロナ時代を生きる子どもたち、アートが心を強くする

 学校が再開し、1か月が過ぎました。徐々に慣れてきた子がいる一方で、「新しい生活様式」という慣れない制約にストレスを感じたり、集団生活の不安が遅れてやってきた子もいるようで、なかなか通常運行とはいかないようです。難しいですね。  子供たちの生きる力を育み、明日へ向かって笑顔で進めるサポートをしている、小さなキッズアートクラスの取り組みを紹介します。 不安はきっちり受け止める。 安心、安全、楽しい環境を提供する 「どんなことするの?」「はやく描きたい!」と再開を楽しみにして

    • 【ロゼット】冬の散歩で身近な自然観察

      葉が落ちて、花も減って そんな冬にこそ楽しめる 自然の贈り物さがし。 ドライフラワーになったアジサイ、 葉脈だけになったクヌギの葉、 カリカリになったユリの実など… 思いがけないところに「美」を発見! 植物を中心に、おすすめな3つの視点をご紹介します。 ・冬芽さがし ・葉脈標本さがし ・ロゼットさがし←今日はコレ 関連する絵本も載せるので、あわせて読んでみてください。 ロゼットさがし 地面にペタッと広がる ロゼット状の葉をさがします。 ロゼットとはローズ(バラ

      • 【葉脈標本さがし】冬の散歩で身近な自然観察

        葉が落ちて、花も減って そんな冬にでも楽しめる 自然の贈り物さがし。 ドライフラワーになったアジサイ、 葉脈だけになったクヌギの葉、 カリカリになったユリの実など… 思いがけないところに「美」を発見! 植物を中心に、おすすめな 3つの視点をご紹介しています。 ・冬芽さがし ・葉脈標本さがし←今日はコレ ・ロゼットさがし 関連する絵本も載せるので、 あわせて読んでみてください。 葉脈標本さがし 葉脈標本のような レース状の葉っぱさがし。 霜が降りたり、微生物が食べ

        • 【冬芽】冬の散歩で身近な自然観察

          葉が落ちて、花も減って そんな冬にこそ楽しめる 自然の贈り物さがしがあります。 ドライフラワーになったアジサイ、 葉脈だけになったクヌギの葉、 カリカリになったユリの実など… 思いがけないところに「美」を発見! 植物を中心に、冬の身近な自然観察で おすすめな3つの視点をご紹介します。 ・冬芽さがし←今日はコレ ・葉脈標本さがし ・ロゼットさがし 関連する絵本も載せるので、 あわせて読んでみてください。 冬芽さがし 冬芽(ふゆめ)と葉痕(ようこん) をルーペで観察

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          第3回オンライン展覧会作品募集

          アート×ウェブ こころ ひろがる×ここで つながる 今を生きる子どもたちの展覧会 おかげさまで、本展覧会企画は第3回を迎えることができました。 「行事が次々に中止されるなか、子どもたちの新たな楽しみをつくりたい。」 「自由に表現し心をひろげる喜び、発信して人とつながる喜びを味わってもらいたい。」 そんな思いで、一斉休校から半年の2020年10月に企画を立ち上げました。 今までに、日本各地から送られてきた266作品を展示。 抽選で当たった23人の子どもたちに、絵本や図

          写真絵本ワークショップ再び!

          小寺卓矢さんとのご縁 写真家・絵本作家の小寺卓矢さんとのご縁は、2018年春にさかのぼります。普段からアトリエの子どもたちが「いろいろはっぱ」「だって春だもん」「いっしょだよ」など小寺卓矢さんの絵本に親しんでいたことから、写真絵本ワークショップ&読み聞かせをしていただく機会に恵まれました。 小寺卓矢さんの絵本 アトリエで一番よく子どもたちに紹介しているのは、「いろいろはっぱ」(アリス館)です。 先日も実物大のヤツデの葉のページを見て、子どもたちが「本当にこんなに大きい

          お手玉つくりで体感する【重量と体積の関係】

          先日、お手玉をつくったとき、ちょっと困ったことがありました。おかげで、お手玉つくりから「重さと体積の関係を体感する」「重量の感覚を磨く」ことを学びました。 お手玉は標準40gお手玉の作り方自体は、ネットで検索すると色々でてきます。 俵型お手玉、座布団型お手玉、いろんなタイプがありますが、どの型でも共通なのが【標準重量40g】という重さ。 (実際に園児さんに持ってもらったら、30~35gが人気だったので、小さい子は量を減らすといいと思います。) お手玉の中身と言えば、小

          お手玉つくりで体感する【重量と体積の関係】

          ヒイラギの意外と知られていない話(後編)

          全3回のヒイラギシリーズ、今回が最終回です。いままでの話はコチラから↓ 葉がギザギザで似てるから、ザックリ同じだと思っていた「ヒイラギ」と名のつく植物アレコレ。ちなみに、漢字で「柊」と書きます。 復習のために並べてみますね。 【初冬に白い花が咲く】 →モクセイ科 →節分の魔よけ →ヒイラギ →ヒイラギモクセイも仲間 【初冬に赤い実がなる】 →モチノキ科 →クリスマス飾り →セイヨウヒイラギ →ヒイラギモチも仲間 【葉形が似ているようで複葉】 →メギ科 →ヒイラギナン

          ヒイラギの意外と知られていない話(後編)

          ヒイラギの意外と知られていない話(中編)

          クリスマスのヒイラギと節分のヒイラギ、全くの別物でした~!という(私にとって)衝撃的だった事実を先日お伝えしました。 続きなので、まだ読んでいない方はこちらから読んでいただいた方が分かりやすい内容になっています↓ なぜ、間違いに気が付いたか? それは… この1枚の写真がきっかけでした。 鈴木純さんの植物観察講座仲間の真美さんがSNSに載せていた「ヒイラギ」の花の写真です。 ”この時期、満開でとてもいい香り” ここで私はアレ?と思いました。 「いま花を咲かせてい

          ヒイラギの意外と知られていない話(中編)

          ヒイラギの意外と知られていない話(前編)

          12月に入り、アトリエの子どもたちも、クリスマス気分が高まってきているようです。 クリスマスの飾りでよく見るコレ↓ とげとげの葉っぱ、名前を知っている人は多いですよね! そう、ヒイラギです! 皆さん、ヒイラギについてどのくらいご存じですか? 私は… ・葉っぱがギザギザ ・クリスマスの飾り ・節分の鬼除け というザックリとしたイメージしかもっていませんでした。 パンリースに飾ってみたり、 節分には鰯と柊をモチーフにして、子どもたちに描かせたりもしました。 「

          ヒイラギの意外と知られていない話(前編)

          【開催報告】アゲハの完全変態カード作りオンラインワークショップ

           一般社団法人まちにわひばりが丘さまのご依頼で「オンライン工作ワークショップ」を行いました。昭和な団地の雰囲気を残しつつ、リノベーションした「ひばりテラス118」の6周年祭「にわジャム」初のオンライン開催でした。図工のような理科のような1時間、小学生男子8人が参加してくれました。 昆虫の一生、完全変態・不完全変態 冒頭に、昆虫の一生、完全変態・不完全変態について、チョウ、セミ、バッタなどで軽く解説。セミの羽化を観察した子や、チョウを卵から成虫まで飼育した経験のある子もいて、

          【開催報告】アゲハの完全変態カード作りオンラインワークショップ

          第2回 展覧会 プレゼント企画の景品

          ★2021/10/10午後10時まで作品応募受付中★ アート×ウェブ こころ ひろがる×ここで つながる 今を生きる子どもたちの展覧会 応募者抽選プレゼント企画の景品をご紹介します。 あまがえるりょこうしゃ ちかたんけん作:まつおか たつひで (福音館書店) https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=6887  ちょうど先月、松岡さんのアトリエから中継される会に参加しました。チャットで質問もできたので、「あまがえるりょこうしゃ ちかたん

          月刊ムシミルが届きました!

           アトリエでもよく参考にさせていただいている、WEB「昆虫写真図鑑ムシミル」から、月刊誌が誕生と聞きワクワク!ムシミルLINE公式アカウントに登録すると、いまなら無料でオンライン冊子(pdf)をもらえるとあって、すぐに登録しました。 ムシミルLINE公式アカウントはこちら https://lin.ee/l4rZpTp  さっそく送られてきたオンライン冊子をみると、これ本当に無料でもらっていいの?!という内容。そして、これはぜひ、紙で読みたい!!そばに置いておいて、パラパラ

          全国高等学校クイズ選手権を見て

          昨晩、子どもが楽しみにしていた「全国高等学校クイズ選手権」を一緒に見ました。 「昔と随分変わったな~」というのが、昭和生まれオバチャンの第一印象。 特に後半、細かい知識は関係なく、実際に手を動かすどころか、全身を使って試行錯誤する問題。なかなか見ごたえがありました。 日本の教育が、暗記型から思考型へと変わってきたこと、こんなところでも感じました。とはいえ、思考の基礎となる部分の知識は絶対に必要なので、バランスですね。 ちなみに、今年のテーマは「ソウゾウ脳」想像×創造

          作品募集 2021/9/9~10/10 第2回アート×ウェブ「こころ ひろがる×ここで つながる」今を生きる子どもたちの展覧会

           楽しみにしていた行事が中止に追い込まれる中、子どもたちが楽しめるイベントをしようと企画したオンライン展覧会&絵本・図鑑プレゼント企画。2021年1月の初回開催時には、日本各地から166作品が集まり、2才から12才の子どもたち91人が参加してくれました。参加者から、たくさんの感想も送られてきました。(写真は第一回の抽選の様子) こころ ひろがる「親子で楽しい時間をもてました!」 「島の絵を見せたとたんにいろいろな生き物が思い浮かんだようで、描くのがとまらなくなってしまいまし

          作品募集 2021/9/9~10/10 第2回アート×ウェブ「こころ ひろがる×ここで つながる」今を生きる子どもたちの展覧会

          暑い夏は「こおり絵の具」でひんやりアート!からの、発展カリキュラムとは?

          暑い日のおうち遊びにピッタリな「こおり絵の具」遊び、これをアトリエ樹乃会の提唱する「アート×かがく×えほん」に発展させたバージョンをご紹介します。 基本の「こおり絵の具」作り 「こおり絵の具」は絵具をとかして凍らせたもの。遊ぶ前の日には準備しておきましょう。子どもと一緒に準備する場合は、「絵の具だから食べられない」ということを説明できますね。もちろん、内緒で作っておいてサプライズで遊ぶのも盛り上がります。いずれにせよ、口に入れないようにご注意ください。 用意するもの ・製

          暑い夏は「こおり絵の具」でひんやりアート!からの、発展カリキュラムとは?