育児休職。
法改正もあり、世の中的にパパにも育休をとってもらいたい風潮になってきました。私の勤める会社でも、同様の動きがあります。私が出産した時からそんな風潮はあったけど、まだまだ少数派で、とって欲しいと言ってみたけど夫は取りませんでした。
世の中のパパたちがとらないその理由は、様々。
我が家に関しても真相はわからない(聞いてない)けど、収入が減ると思ったことや、夫の勤める会社では、誰も取ってないから取りにくいと言うのも理由の一つだったらしいです。
育児休職は、こどもの育児のための休職ではあるけど、ママ一人だと、生後4ヶ月くらいまではかなりしんどいです。今は、産後ヘルパーさんや、ベビーシッター、家事サポートなどいろいろなサービスもあるけど、日本ではまだまだそこにお金をかけたりするハードルは高い。やはり一番気兼ねなく、世間の目を気にせずに助けてもらう先は、お互いの両親や夫になります。まぁ夫については、自分の子供なんだから助けてもらうという表現は違和感があるけど、実態としてはそんな感じ。
話は戻り、育児休職、奥さんがとるから必要ないと思っている人も多いかなと思ったので、実体験を元に書きます。
実態として、この時期に旦那さんも一緒に育休をとって、家事全般や、ママが体力的に厳しい時や睡眠を取りたい時に赤ちゃんを見ててくれたらかなり助かります。さらには特に第一子の場合、ママだって正解がわからないことだらけなので、こうかな、ああかな?と相談できる人が身近にいることは本当に心強いんです。産後すぐの手続きだって大変。夫と会社が違ったので、書類も違い、何をどうすれば良いのか、育児をしながら考えることが苦痛でした。
育児休職が、休暇だと思っている人もいると思いますが、育児につきっきりなので休暇にはなりませんでした。ママは赤ちゃんにおっぱいやミルクを飲ませたり、あやしたり、寝かせたり、おむつを替えたり…、何で泣いてるかわからない黄昏泣きにずっと付き合って抱っこし続けたり。赤ちゃんは1日の半分以上寝てると言うので、赤ちゃんが寝てる間はママも一緒に寝れると思っている人、寝れば良いのにと思っている人も多いかもしれませんが、実際は、うちみたいに寝かしつけにも時間がかかる赤ちゃんもいるし、すぐ起きたり、呼吸が止まってないか心配だったりもするので、一人だと決して爆睡はできません。赤ちゃんのちょっとした声にも目が覚めるし、寝てる間しかろくに家事はできないし。女性は本能であれもこれもやらないとと思うから、寝てる場合じゃない。母乳のママだと、胸も張るからたとえ長く寝てくれる赤ちゃんだとしても、リズムができるまでは長く寝られないというのもあります。自分の食事も、寝てる間に自分で用意して食べないといけないし。
そんなわけなので、育児休職は、ママの大変さを緩和してあげるためにと考えて、ぜひ取ってもらいたいです。
1日とか、1週間とかそんなのは、ぜんぜんママからしたら育休ではないんです。単なるパフォーマンス、トライアル、さわりしかわかりません。大変な生後4ヶ月くらいまでは、出来るだけ長期間、ぜひ積極的にお願いします。
本当は、生後5ヶ月くらいから離乳食が始まるから、その時もアナフィラキシーが起こらないかとか不安でいっぱいになるから居てもらいたかったし、食べさせながら写真や動画が撮れないからやっぱり居てもらいたかったけど。
まぁ、言い出したらキリがないし、生後180日までは67%でも、180日を超えると育児休業給付金が50%になるから、収入の問題も出てくるだろうし、パパの場合はせめて4ヶ月〜6ヶ月なのかなー。
備忘録兼ねて書きましたが、悩んでる方の参考になれば。
パパも育児休職をとるのが当たり前の世の中になることを願って。