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【心理学】過去の振り返りで自分らしさを取り戻す!マイヒストリーセッション

「本当の自分がわからない」「自分を見失っている気がする」「このままでいいのだろうか?」そんな感覚を抱えたことはありませんか?

人って自分のことを知っているようで、案外知らないものです。日々の生活や周囲の価値観に流され、自分の本当の気持ちや大切にしたいものがぼんやりしてしまうこともあるでしょう。

この記事では「自分らしさが分からなくなってしまう理由」や「どうしたら自分らしさを取り戻すことができるのか?」といった解決法について紐解いていきます。


自分らしさがわからない

「これが自分だ」と思っていても、どこかしっくりこないと思っている…そこのあなた!それは本当に自分の意思で動いているのでしょうか?もしかすると知らず知らずのうちに「自分を見失う罠」にハマってしまっているかもしれません。

「特に困っているわけじゃないけれど、たまにすごく不安になる…」
「今の生活も悪くはないけど、人生の消化試合に陥っている気がする」
「自分らしく生きたいのに、どこか迷子になっている気がする」

こう感じた時は、自分を見直すチャンスかもしれません。

周囲の期待に応えようと頑張りすぎたり、過去の経験、環境などから影響を受けたことで本来の気持ちが埋もれてしまうケースがあります。気づけば「こうあるべき」「これが正解」といった思い込みに縛られ、自分が望んでいることを見失ってしまうこともあるのかもしれません。

その結果、ふとした瞬間に「私って本当はどう生きたいんだろう?」と立ち止まってしまったり、無力感や虚脱感に襲われるなんて人もいるのかもしれません…


「自分らしさ」がわからなくなる3つの理由

1. 周囲の期待に応えすぎてしまう

幼い頃から「こうあるべき」「こうするのが正しい」と言われ続けてきた経験はありませんか?親、学校、職場、社会… 気づけば私たちは、周囲の期待に応えることに慣れすぎてしまい、「本当の自分の気持ち」を後回しにしてしまうことがあります。

「親をがっかりさせたくない」「職場の人間関係を壊したくない」「空気を読んで行動しなければならない」こうした考えが積み重なると、自分が本当はどう感じているのか、何を望んでいるのかが分からなくなってしまうんです。


2. 思い込みに縛られている

「私はこういう人間だ」「これができなければ価値がない」「失敗したら終わりだ」こうした思い込みは、私たちの選択や行動を無意識に制限してしまいます。

過去の経験や周囲の言葉によって作られた「自分像」に縛られ、自分で自分を押さえ込んでしまうことがあります。本当はもっと自由に生きられるはずなのに…カウンセリングを通して、こういった声も頻繁に聞くことがあるんです。


3. 過去の経験に整理がついていない

自分らしさを知るためには、「今の自分」を作り上げた過去の経験を振り返ることが欠かせません。

しかし、多くの人は「過去は過去」として整理せず、ただ時間が流れていくままにしてしまいます。

・なぜ今の価値観を持つようになったのか?
・なぜ特定の場面で苦しくなったり、うまくいかなかったりするのか?
・なぜ「自分らしくいられない」と感じるのか?

これらの問いに難しさを感じる場合は、もしかしたら未整理のままになっている過去の経験があるかもしれません。


これら3つの理由は、多少なりとも誰もが持っているものとも言えます。「社会や他人に求められる自分」になるために、言うならば社会に適応していくために、時には自分らしさを捨ててでも判断、行動することが求められることもあるのは事実です。

しかし、「自分らしさ」がわからなくなっている時は、心の内側から疑問やモヤモヤが上がってくるもの…実は、この感覚をキャッチすることが「自分らしさ」を取り戻す鍵になるんです。


モヤモヤって悪いこと!?

「このままでいいのか?」「なんとなくモヤモヤする」「自分が何をしたいのか、よくわからない」こうした気持ちが湧いてくること自体に、実は大きな意味があります。

なぜなら、人は「本当にどうでもいいこと」には疑問を持たないからです。

例えば、「自分にはまったく関係のない仕事の悩み」「全く興味のない趣味についての話題」にはモヤモヤしないはずです。どこかで自分に関係しているとか、見ないふりはしていても実感、影響が多少なりあると思っているからこそモヤっとした感情が湧いてくるのです。


「生き方」に違和感を抱く理由とは?

あなたの心が「今の生き方」と「本当の自分」の間にズレを感じているからかもしれません。

・本当は何かを変えたいと思っている
・本当はもっと自分を理解したいと思っている
・本当は納得のいく生き方をしたいと思っている

このモヤモヤは、あなたの中にある「もっと自分らしく生きたい」という気持ちのサインなのです。

自分らしさを取り戻すためにできること

あなたが「自分らしさが分からない」と感じているなら、一度立ち止まって過去の自分に目を向けてみることをおすすめします。

・過去の出来事が今の自分にどんな影響を与えているのか?
・どんな選択をしてきて、どんな価値観を持つようになったのか?
・本当はどんな自分でいたいのか?

これらをひも解くことで、これまで曖昧だった「自分らしさ」がはっきりと見えてくるかもしれません。


過去を振り返るのが怖い!?

過去を振り返ることが自分らしさの発見につながるとしても

「振り返ることが恥ずかしい」
「決別できていないことがある」
「そもそも本当の自分がどこにあるのかわからない」

そんな気持ちがあるかもしれません。

過去を振り返ることは、時に勇気がいるものです。しかし、それを避け続けることで「なんとなく生きづらい」「自分の本当の気持ちがわからない」と感じてしまうことがあります。

過去の出来事は「人生の足跡」であり、あなたが何を大切にしてきたかを映し出す鏡です。

振り返ることで、今のあなたの思考や行動の背景にある「無意識のパターン」に気づき、必要のない思い込みを手放せることもあります。


過去の振り返りが癒しに繋がったケース

①「親に認めてもらえなかった」という人

ある人は「親に認めてもらえなかった」「愛された実感がなかった」と感じていました。親から褒められることは少なく、厳しく育てられた記憶ばかりが残っていたのです。

しかし、過去を整理し、思い出を掘り下げていくうちに見えてきたものがありました。

・毎日お弁当を作ってくれていた
・進路について真剣に考えてくれていた
・言葉ではなく、行動で愛情を示す親だった

「褒められなかった」「愛されなかった」と思っていたのは、"愛とはこういうもの"という固定観念のせいで、親なりの愛情表現に気づけていなかっただけだったのかもしれない。

そう気づいたとき、長年抱えていた「愛されなかった」という思いが少しずつ溶けていきました。

親が完璧だったわけではない。でも愛情が「なかった」わけではなかった。この気づきが、心の重荷を軽くするきっかけとなったのです。


②「失敗ばかりの人生だった」という人

別の人は「自分の人生は失敗ばかり」と思い込んでいました。何をやってもうまくいかない、途中で投げ出してしまう、そんな自分に自信を持てなかったのです。

しかし、自分の人生を振り返ると、見えてきたものがありました。

・挑戦するたびに新しい経験を積んできた
・向いていないと感じたら、次へ進む決断をしていた
・1つのことに執着せず、自分に合う道を探していた

失敗ばかりではなく、自分にとってベストな道を選び直すプロセスだったのではないか。私はダメな人間ではなく「私は自分に合うものを探し続けてきた人間なんだ」と視点が変わったのです。

この気づきを得たことで、「私はダメだから挑戦してもうまくいかない」ではなく「私は新しい道を見つけるのが得意な人間なんだ」と考えられるようになりました。


「自分らしさ」と「自分の過去」は切っても切り離せない

もしかしたら「私の場合は違う…」と思うかもしれません

・その人に当てはまるだけで、私には関係ない
・うちの親はそんなに優しくなかった
・私は本当に失敗ばかりで何の才能もない

そう思う方もおられるかもしれませんね。

大切なのは「あなた自身がどう感じてきたか」を一度じっくり見つめ直すことです。「親がこうだったから」「過去がこうだったから」と決めつけるのではなく「自分はどんなふうにそれを受け取ってきたのか?」を整理していくと、新しい気づきが生まれることがあります。

自分の人生を振り返ることは、過去を美化することでも、無理に納得することでもありません。

本当に自分が感じてきたことは何だったのか?その経験を通して、何を大切にしてきたのか?それをじっくり探っていくことで、あなたの「本当の自分らしさ」が見えてくるのです。

「本当の自分を知る」と人はどうなるのか?

自分を知ることは、人生の指針を見つけることにつながります。これを自己理解が進んだ状態と言います。

自己理解が深まると、「なんとなくモヤモヤする」「これでいいのかわからない」といった漠然とした不安から解放されます。自分の価値観や大切にしたいものが明確になることで、迷ったときに「自分ならどうしたいのか?」という視点で判断できるようになり、納得のいく選択が増えていくのです。

また、自分の強みや本当の願いを理解することで、無意識に避けていた可能性やチャンスに気づくことができます。無理に誰かの期待に応えようとしたり、過去の失敗に縛られたりするのではなく、「自分らしい生き方」を主体的に選べるようになるのです。

例えば、こんな変化を実感する人が多いです。

・転職や独立など、大きな決断をする際にも「自分にとって本当に合っているか?」という視点で選べるようになる
・人間関係で悩んだときに、「本当に大切にすべき関係」と「距離を置いた方がいい関係」を判断できるようになる
・「やらなければならないこと」ではなく、「自分が本当にやりたいこと」にエネルギーを注げるようになる

悩みというマイナスエネルギーから解放され、どこかプラスのエネルギーに満ちあふれているような印象を受けませんか?そもそも悩み自体に良い悪いはありませんが、悩みに振り回されてしまっているなら対策が必要だよねということになります。

キノモトのコンテンツでは、こういった悩みにアプローチする方法を常に提供し続けています。ぜひ、参考にして下さいね。


本当の自分を見つけるメリット

・自分に自信が持てるようになる
・決断に迷わなくなり、納得のいく選択ができる
・他人の価値観に振り回されにくくなる
・失敗や過去の経験を前向きに捉えられるようになる
・自分の本当の気持ちを大切にできるようになる
・「自分らしさ」を活かせる仕事や人間関係が築ける

自分を知ることは、人生のあらゆる場面で「自分の軸」を持つことにつながります。逆に、自分をよく知らないままだと、「なんとなく生きづらい」「人と比べて落ち込む」「選択に自信が持てない」といった状態になりがちです。


自分を知ることで、こんな変化が生まれます。

・仕事で「自分の強み」を活かせるようになり、成長ややりがいを感じやすくなる
・「みんながやっているから」ではなく「自分にとって必要か?」を基準に行動できるようになる
・日々のストレスが減り「自分はこれでいい」と納得しながら生きられる

「本当の自分」を知ることは、決して特別なことではありません。むしろ今よりもっと自然体で、無理なく生きるための第一歩なのです。


自分を知る心理学【マイヒストリーセッション】

人は、どこか自分を「分かっているつもり」になりがちです。しかし、無意識のうちに避けている記憶や、思い込みに縛られていることも多く、日常生活の中で本当に深く自分を見つめ直す機会はほとんどありません。

私たちキノモトはプロカウンセラー二人の視点から人生そのものを丁寧に振り返り「あなたにとっての真実」を見つけるお手伝いをしています。この手法を「マイヒストリーセッション」と呼んでいます。

マイヒストリーセッションでは、過去の記憶を整理しながら、あなたの価値観や行動パターンを明らかにしていきます。ただ話すというだけではなく、二人のプロのカウンセラーの問いかけを通じて別の角度からアプローチします。これにより「より深い自己理解」へと導くことができ、個人では気づけなかった「本当のテーマ」に出会えるようになります。

もちろん無理強いや、強制的な手段を取ったりするようなことはありません。あくまでも利用者に寄り添い、傍から変化を見守るカウンセラーでありたいと願っています。

「過去に対する見方が変わる」というのは、強制でも押し付けられたものではなく「自分自身」が納得して初めて起こる変化だと考えているからです。


キノモトの「マイヒストリーセッション」の特徴

・過去の記憶を深く掘り下げるプロセス
・カウンセラー2人×あなた1人の特別な対話
・セルフコア(自分の核)」を見つける

ただ過去を振り返ったり思い出すだけではなく「なぜこの経験が印象に残っているのか?」を丁寧にひも解いていきます。気づかないうちに避けていた記憶や大きな影響を与えた出来事を探し出し、自分のストーリーを再構築します。

ストーリーの再構築にあたり心理カウンセラー歴20年の2人がサポートいたします。マンツーマン(一対一)のカウンセリングでは気づけなかった「客観的な視点」や「新しい発見」が生まれやすくなります。

セッション終盤には、あなたの人生の核となる価値観やテーマが発見できていることでしょう。これを我々キノモトは「セルフコア」と読んでいます。

セルフコア(自分の核)が、あなたらしく生きるためのメッセージになり、悩みを晴らし、より人生を輝かせる指針になります。


セルフコア(自分の核)を見つけるメリット

・自分の本質がわかる

あなたのこれまでの人生を振り返り、どんな価値観を大切にしてきたのかを明確にします。

・「今の自分」になった理由が理解できる

幼少期からの経験をひも解くことで、「なぜ今の自分がこうなったのか?」がクリアになります。

・これからの人生の指針が見つかる

あなたの人生を通して大切にしてきたことを言語化し、これからの生き方のヒントにします。

・自分の過去を肯定できる

「この経験があったから今の自分がいる」と納得できることで、過去の出来事に対する見方が変わります。

参加者の声:「マイヒストリーセッション」の感想

・「人生の出来事が、点ではなく線でつながっていると実感した」
→ 過去の選択や経験がバラバラではなく、すべて今の自分につながる重要なピースだったと気づけた。
・ 「過去の出来事が、思い込んでいたものと違っていたと気づいた」
→ 「親に愛されていなかった」「あの時の自分はダメだった」と思い込んでいたことが、実は違っていたと再認識。
・ 「人生の道標となる『自分の核』が見つかった」
→ これまでの経験を深く掘り下げることで、「これが私の大切にしていることだ」と確信できる価値観を発見。
・ 「モヤモヤしていたことに整理がついた」
→ これからの人生で迷った時に、自分に戻る「羅針盤」ができたことで、進む道が明確になった。

*キノモトのセッションを受けた方々の声や感想は、こちらにも掲載しています。


まずは無料体験してみませんか?

「いきなり本セッションを受けるのは不安…」という方のために、キノモトでは90分の無料体験会をご用意しています。記事執筆時点で180名以上の方に体験していただいた実績があります。

「人に歴史あり…」という言葉があるように、どの方も素敵な人生を歩んでおられます。キノモトも毎回感動してしまうセッションですが、無料体験ができる機会をもうけていますので是非利用してください!

正直反響の声が大きくなっているので、この無料体験はいつまで続けられるかわかりません…

キノモトの時間、体力が続く限りは提供し続けようと決めていますが全てのものに終わりがあるように、この無料体験にもいつか終わりが来るかもしれません…なるべく早めにお申し込み頂けますと幸いです。


体験会の内容

・心理学から見る「自己理解」とは?
・性格はどこから作られるのか?(アドラー心理学より)
・「自分を知る5つの質問」に取り組み、自分を見つめ直すワーク
・カウンセラー2人からのフィードバック

内容については、毎回臨機応変に対応しているため多少異なる可能性がありますが「自己理解」を軸にした内容でお届けしております。今の自分と決別したい、モヤっと過ごす日々とサヨナラしたい、進むべき道を模索しているといった方はご参加下さい。

体験会詳細

日時:ご都合の良い日程(要相談)
時間:約90分
場所:オンライン(Zoom)
参加費:無料

無料体験会に参加した方の声

体験会を受けた方々からは、こんな感想が寄せられています。

・自分の過去は嫌いだったけれど、振り返ることで過去が宝物のように思えるようになった
・漠然とモヤモヤしていたことが、何に引っかかっていたのかがはっきりした
・5つの質問に答えられないものがあり、自分が無意識にブロックしている部分に気づけた
・自分の価値観がどこから生まれたのか、改めて振り返ることができた
・これまで見過ごしていた自分の思考パターンや感情に気づくことができた
・過去を無視してきたけれど、それでは前に進めないと気づいた
・ずっと避けてきた問題に、ようやく向き合う覚悟ができた
・見たくなかった部分も含めて、自分を受け止めることができた

特にいただくのが多かったのが「プロのカウンセラー2人からフィードバックをもらえて贅沢な時間が過ごせた」という声です。業界的にも2人のカウンセラーにサポートしてもらえる機会はほぼありません。

体験会を通じて、今までの人生にどんな意味があったのか、どんな価値を大切にしてきたのかを発見することができます。

この体験会が、あなたの人生を変える最初の一歩になるかもしれません。無理に過去を美化する必要も、無理に前向きになる必要もありません。ただ、自分自身を知るための時間を、一緒に過ごしてみませんか?

あなたのご参加をお待ちしています!

お申し込みページはコチラ


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