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映画¦『ドリーム・ホース』の感想
公開時にめちゃくちゃ観に行きたかったけど、上演館が少なくタイミングも合わず観れなかった映画。
ウェールズの谷あいにある小さな村。無気力な夫と暮らすジャンは、パートと親の介護だけの単調な毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、クラブで共同馬主の話を聞いた彼女は強く興味をもち、競走馬の飼育を決意。勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金をはたいて購入し、飼育資金を集めるため村の人々に馬主組合の結成を呼びかける。産まれた子馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、奇跡的にレースを勝ち進んで村の人々の人生にも変化をもたらしていく。
トニ・コレット目当てでチェックしていた作品ですが、それを抜きにしても観てよかったです。
それにしてもトニ・コレットってやはり唯一無二の俳優ですね。本作でも素敵でした。
実話を基にした作品で、2015年にドキュメンタリーも制作されているようです。
あまりにも奇跡の連続だったため、どの辺が脚色されているのか鑑賞後に調べてみましたがほぼ実話でした。すごい。
作中、トニ・コレットが演じる主人公のジャンが
「朝、目覚めた時に、ワクワクするような何かが欲しい」
と訴えるシーンに胸を打たれました。
人生を豊かにするものは、希望とそれを手に入れる勇気なんだろうな。
それに、本作は出てくる登場人物が全員愛おしい!
みんなで一つのバスにぎゅうぎゅうになって競馬場から陽気に帰るシーンが大好きです。
新年の映画初めにはもってこいの作品だと思います。
おすすめ。
おわり。