集中力に関する大きな誤解
さぁこんばんは、科学トークのコーナーです。ここでは科学的に正しい勉強法や計画術、その他おもろいやつを配信していきます。
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そして今回は集中力についてですが、皆は集中力が続かないと悩んだ事はないですか?ここで集中力に関する大きな誤解があります。
それは、人間の集中力はそもそも続くように作られてはいないと言うことです。
なぜなら、はるか昔、野生の時代の本能が残っているからです。
もし、食事だけに没頭していたら、いつ肉食動物に襲われるかわかりません。自然界においては集中していない方が多方向に注意を払うことができ、危険を回避できるのです。
ただ、だからといって長期戦の受験勉強を投げ出すことはできません。
そこで、「集中力は持続しない」という性質を逆手に取る方法があります。
それは、あらかじめ時間を短く切り、「もう少しやりたかった」と言うところで、勉強を打ち切ってしまう方法です。
途中で手を止めるメリットは3つあります。
①15分なら15分、30分なら30分と短時間で区切ると、時間管理がしやすくなる。
②心理学で「締め切り効果」と呼ばれる、時間を短く区切れば区切るほど仕事が管理しやすくなり、集中力が増していく現象を利用できる。
③途中で終わった感覚が残るので、「早く続きがしたい」と思える。
特に3つ目のメリットが大きく、休んでいる間も「もう少しやりたい」と言うモチベーションを保つことができます。すると再開した時、スムーズに集中できるだけでなく、持続させやすくなります。
「休む」ことに抵抗がある人もいますが、手を止めても、脳はやりかけのタスクを考え続けてくれることがわかっています。
そしておすすめは「25分+ 5分のサイクル」です。これは人間の体になじみやすいことがらわかっていて、「ポモドーロ・テクニック」という名前もついてます。
25分の間はやるべき1つのことに集中して時間が来たら途中でもペンを置き、ぽけ〜っとしたり散歩したりしてまた時間が来たら始める!という繰り返しです。
明日からぜひ試してみてください!
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