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3年の12月から就活を始めて終えるまでの記録。(総合コンサル・SIer・シンクタンク)

割引あり

はじめまして、SPと申します。このnoteは私が就活に対して区切りをつけることと、就活する中で得たtipsを共有することを目的に書きます。


ターゲット層

・SIer、コンサル、シンクタンク志望の方
・サマーインターンを控えているが、企業が全部同じに見えて何が何だかわからない26卒の方
・部活を続けるか、就活のために辞めるかで迷っている方
を対象としています。
※具体的な企業名を出している部分は有料設定とさせていただきます。(200円です。)

基礎スペック

・国立文系(社会科学系統)
・授業でプログラミング経験あり(Python・R・JavaScript)開発経験なし
・文化系部活所属
・留学経験なし
・TOEIC 775点(1年生の夏に取得),ITパスポート,FP3級取得
・2社内定(コンサル・金融系子会社SIer)→コンサルに行きます。

就活開始~本選考まで

就活を始めるまで

 私は3年の11月末まで部活一筋でした。ほぼ毎日てっぺんから幹部ミーティングが始まるようなイカれた団体にいました。何度同期と朝日を見たかわかりません笑 けれども非常に楽しかったです。バイトせず、大学にもゼミしか行かず、ずっと部活のことをピュアに考えられていられる時間が幸せでした。11月末に大会があり、その大会をもって引退しました。負けてしまったのでかなり虚しさを覚えましたが、後輩が本気で悔しがっていたのが救いでした。
 無事引退し可処分時間が一気に増えました。そこでやらなければいけないことは就職活動です。皆さんが自己分析をしている間に台本や劇の分析(演劇部でした)をしていた私は、夏/秋インターンに一つも参加しませんでした。世の中にどんな企業があるかすら知らなかったので12月・1月は業界研究に充てました。毎週対面の合同説明会に行き、知っている企業だけでなく知らない企業の説明もたくさん聞きました。キャリアセンターに行って「今からコンサルは間に合わない。シンクタンクはギリギリ間に合うかも」と言われて萎え(実際はぜんぜん間に合いました笑)、個社の説明会に行ったり、大手企業に冬インターンの書類を出したりといろいろしていました。ほぼ毎日就活関連の何かをしていた記憶があります。

自己分析

 表題にもあるように私はコンサル・SIer・シンクタンクに絞って就活を行いました。部活の経験ベースでの自己分析で絞りました。個人的に自己分析は「やりたいこと」「やりたくないこと」をはっきりさせることが重要だと感じます。部活で多様な人の中でもまれたので、自分は何が好きで何が嫌いかを認知することが容易でありそこまで苦戦しなかった記憶があります。(とはいえ、インターンにほぼ行っていないので迷走もしました…)


やりたいこと

  • チームで価値を出す環境に身を置きたい
    中高テニス部で、勝っても終わりがない/個人勝負の世界に嫌気がさしていた半面、大学で様々な人と協力して一つの劇を作り上げる過程と完成形を見て非常に達成感を覚えたため。

  • 将来的に自分の名前で知見を発信したい。
    これはただの夢。

  • 自分が持つ「知識」や「知見」を頼ってほしい
    これまで部活をやっていて、人柄というよりも知識面で頼られることが多かったのでそういった人が評価される職場で働きたいなと思うようになった。

やりたくないこと

  • 大規模な飲み会を避けたい
    部活の飲み会で毎回気分悪くなっていたので、本当に避けたかった。飲みの場の振る舞いが評価されないところがいい。

  • ゆるふわまったり環境は望ましくない
    部活で年次が進む(役職が上がって責任が増す)ほうがイキイキと前向きにタスクに取り組めていたなと思うので、ゆるふわな環境は嫌だなと思った。

  • 自社サービスファーストな環境・営業がない
    自社サービスをとにかく売って売り上げを上げることに興味が本当になかった。部活で新歓が本当に苦痛だった。

なるべく外したくない就活軸(待遇面)

  • 東京か大阪勤務

  • 30歳で800~1000万もらえそう

  • 週2~3でリモートできるがフルリモートではない

この「やりたいこと軸」「やりたくないこと軸」「待遇軸」の3つを総合すると志望していた業界に落ち着きました。ベン図で絞っていくイメージで絞りました。私は「やりたくないこと」がとてもはっきりしていたのでほぼ必然的にこの3業界に絞れてしまった感じはあります。
もともと街づくりに興味があって漠然とデべに興味を持っていましたが、飲み会が多いと聞いて辞めました笑

冬インターン

メガバンのユーザー系子会社を制覇しました。逆にそれしか行っていないです。学歴があればほぼ無条件で行けるので就活生は全員行きましょう。早期選考というおまけもついてくるのでお勧めです。
MHRTはコンサルで行きました。リサーチデザインを立てるという内容で、大学で学んでいることを活かせて面白かったです。
鉄道、商社、デべやシンクタンク(研究員)にもESを出しましたが、普通に書類で落ちました。

本選考

12月から就活を始めたとは思えないのですが、1月下旬からES提出ラッシュが始まります。受けながら追加したところもあったので完全にこれ通りとは言えないのですが、大まかな志望度合いはこんな感じです。上から行きたい順。(行くところは書いてないです。*は書類落ち)

面接で大変だったこと

  • スタンスを取るのが難しい
    私はSIerとコンサル/シンクタンクは別軸で受けていましたがそれを説明することが難しかったです。(技術力のある人になる&大規模PJTぶん回したいからSEやりたい/公共領域で政策実行支援したいからコンサルになりたい。ぶっちゃけどっちやりたいか決まってなかった。)
    就職の選択肢としてSEとコンサルタントがあるけど、中間(コンサルで開発する/SIerでコンサルをやる)はどっちつかずで微妙だなと思っていましたが、志望業界を言うとITコンサルがやりたいのだと勘違い(?)されがちだったのです。

  • 毎日微妙に違うところを受けるので、チューニングが難しい
    どこも微妙に社風が違うので「その会社が強みを持っている分野に興味がある」人として話すのが難しかったです。混乱します。

  • 「第一志望」と言えない
    面接で志望度を図る質問が思っていた以上にいろいろな切り口で飛んできました。「全部から内定出たらどういう基準で決めるの?」っていう質問は馬鹿正直に選社軸を話すのではなく「御社は第一志望なんですけど~という理由で絞るんじゃないかなと思います」みたいな答え方をすればよかったのだと今振り返って思います。

就活を振り返ってみて

  • 説明会に参加せずに出したところは軒並みES落ちで時間を無駄にしたので、最低限説明会に行ってからES出すことを強くお勧めする。

  • ガクチカが仕上がってたら最終面接まではいける。最終はカルチャーマッチと志望度が大切。

  • 部活の経験は興味持って聞いてもらえる。職種に合わせた切り取り方を考えて伝えたら受けが良かった。

  • 面接を受けていくうちに自分が本当にやりたいことがわかってきたので、とりあえず受けてみることが大切。

  • シンクタンクをコンサル・リサーチで受けるかITで受けるかは条件ベースで吟味すればよかった。(今思えばJRIのITはほぼ確実に行かないのだから思い切ってリサーチで出せばよかったと思う)

  • なんだかんだ自分のやりたいことを貫くことが大切。就活始めるの遅かったし厳しいかもなあ…で出さなかったら後悔する!保険会社のITコースに全部出してればまた違ったのかもしれないと思う。あと、妥協したとて志望動機に本音が乗らなかったら普通に最終面接で見抜かれて落ちる。結局やりたいことを高い水準で満たせそうなところからは内定いただけたし、興味ないなー/自分に似た雰囲気の人いなそうってところは落ちたので。



本選考の記録(面接までたどり着いたところ)

面接にたどり着いた企業(上の*がついてないとこ)の選考の感想と企業研究を記述しています。かなり赤裸々に記述しているので気になる方は購入してくださると嬉しいです。

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