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「これがマミートラックか!」と思った話
「マミートラック」とは、出産を終えて復職した女性が、責任のある仕事に就けなかったり、不本意な異動をしたりと出世コースから離れママ用のコースへ乗せられる現象。
私は子2人を持つ専業主婦で、もともと医療系の仕事に就いていました。旦那の転勤で離職して、社会から離れてしばらくたちます。プログラミングに興味があり独学で勉強中で、ちょこちょこ求人情報を見ていたんです。
プログラミングの勉強はめちゃくちゃ面白くて、これを仕事に出来れば良いなと淡い期待を持っていました。
でも、求人情報をみると面白そうなのは基本的にフルタイムの仕事で、パートタイムや在宅ワークでの募集の仕事は事務作業やプログラミングでも興味の持てない分野のものばかり。
きっと男の人や独身の方ならなんの躊躇も無くフルタイムの仕事に応募できるんだろうなと羨ましくなり、ふと「これがマミートラック(の一端)なのか」とハッとしました。
私は特にキャリア意識も無く、のほほんと専業主婦していた身なのですが、もし仕事にやりがいを感じ、目標のある人がこのマミートラックに乗せられてしまったら、どれほど悔しいだろう。同期の男性や独身の女性社員が自分を追いて先に進んでいるのを見たら、どんなにか辛いだろう。そんなことに思い至りました。
結婚前は資格職で働いていたので、役職による上下関係があるとは言え、業務内容は皆ほぼ同じで、ある程度同僚とフラットな関係でした。
そうでは無い他の仕事では、きっと仕事内容や人との上下関係すら全く変わってしまう場合もあるのでしょうね。
そんなことに今更気づいた自分の甘さに嫌気がさしつつ、生まれて初めて「男のひとって良いな」と思った瞬間でした。
もちろん仕事しないと男じゃ無い!みたいな社会通念を背負って生きてる男の人は大変だと思います。男になってずーっと働かないといけない立場を経験したら、女性側に言いたくなることもあるたんでしょうね。でも、母親として生きる不自由さも結構辛いもんですよ、と思った出来事でした。