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配信後記①

本や雑誌に編集後記があるのなら、配信にもテクストの形で後記があってもいいよねぐらいの軽い気持ちで


読モと呼ばれて

第五回公認心理師試験合格後、縁あって神戸先生のYouTubeチャンネルにて勿体なくも対談企画が行われることになった。
今もアップロードされているので、興味がある方は視聴して頂ければ、概ね私が試験を受けた動機や勉強への取り組み、合格・登録から間もない私の公認心理師としてのビジョンが垣間見えるはずである(ちなみに、この段階で描いていたビジョンは全て遂行された)

対談企画は私の回を皮切りに何回か続いたし(神戸先生のチャンネルは元より、せーしろーチャンネルへのzoomゲリラ出演←オンラインであれ、ドットコムさんとご一緒したのはこれだけであった…、ミヤガワRADIO(ビブリオバトルで2回、おじゅんの部屋に2回←今はメンシプ動画の計4回(!)果てはしんりしtvセカチャン(山崎ゆきこチャンネル)にてサブカル対談(実際には事務局さんも交えた鼎談)計3回…と4大ドーム公演ならぬ公認心理師試験界隈4チャンネル制覇!(残すは髙坂先生のチャンネルのみ)

左から髙坂先生、せーしろー先生、ミヤガワ先生、神戸先生、山崎先生(ドットコム先生は裏方ブラックとして)

と、合格・登録から約半年強ほどの期間、イチ合格者として(狭い界隈の中で)は、ほぼ出突っ張りと言ってもいいぐらいお呼ばれ(押し掛け)していたのだ。


公認心理師ドットコム(サイト)にかつて掲載された整理図 by ドットコムさん

そんな状況に対して(整理図によれば)公認心理師ユーチューバーのパイオニア(メンタルヘルス系YouTuberの会が結成される以前)にあらせられる(ご本人も、かつては会いに行けるYouTuber企画を開催されていた)せーしろー先生から

読モ(読者モデルの略)と称される合格者の一覧の中に私の名前もあった。

今となってはネット活動を概ね引退されてしまったせーしろー先生が読モという表現をどのような意図で用いたのかは定かではない。

また、私の他に名前が挙がっている方々がどのように認識されていたのかもよく知らない。

ただ、私自身としては「読モ」と呼ばれることに何だか座りの悪い「違和感」を抱いたことだけは覚えている(これは暗に恨み節やディスではない、現に昨年夏、髙坂先生の書店イベントにて、せーしろー先生とは約3年振りの再会を果たし、感謝の言葉と共に、公認心理師として新たに作成した名刺をお渡しした。心理界隈ビブリオバトル Vol.1を受けて、Sさんとの「ドゥルシアバトル」(好きなお菓子の紹介)なるインスパイア企画も予定されていたが、諸般の事情により中止を余儀なくされたようだ。要はおそらく、せーしろー先生としては合格者たちのニワカYouTube出演をくさすのではなく、生温かく見守りながら(酸いも甘いも噛み分けたパイオニアですからね)盛り立ててくれつつ、ある面で同じ土俵に上がった者にお手並み拝見と一人立ちを促す側面もあったのかもしれない)

というのも

神戸先生の対談動画出演から遡ること5年(芸能人のYouTubeへの大量進出直前に当たる)2017年には既に、自身が立ち上げたビブリオバトルのスピンオフ企画として(しかも、既に今に連なる批評「みうらじゅん論」をトークで表現していた自分に我ながら一貫性を見出すなど)共催者のチャンネルで既に対談コンテンツをアップロードしていたのである(現在のソロチャンネル「公認心理師キンキーの人文チャンネル」も、その時点でアカウントだけは作成していた)

人見知り、恥ずかしがりのくせに目立ちたがり屋という、こじらせたパーソナリティの持ち主には相違ないのだが…小学生の頃から合唱団でボーイソプラノを響かせ、高校卒業後はバンドマンとしての活動に勤しむなど、好むと好まざるとに拘わらず、人前に出(なければ始まらない)る人生=パフォーマーとして生きてきた人間(サブカルクソ野郎)からすると

公認心理師に合格した人間が顔出しで読モデビューしたのではない

サブカルクソ野郎が何かの間違いで心理職初の国家資格を実装してしまった

いや(不遜な物言いが許されるなら)サブカルクソ野郎により(遡行的に見れば)心理師は脱構築される運命(さだめ)にあったのである←酔ってます

であるならば、そもそも読モと呼ばれて違和感を感じないようでは、その時点で(パフォーマーとして)終わってるし、むしろ違和感を感じた俺、天晴れなのであ〜る

プロデューサーといえば親も同然

立花ハジメ(音楽家、グラフィックデザイナー)の言葉である。

とはいえ、心理学未履修者の私が一年(助走期間も含めれば一年半)の長きに渡り、オンライン・オフライン共にお世話になった公認心理師試験界隈の先生方を前にすると、雛鳥が初めて見た存在を親と認識するように

先生〜😭と、安全基地としての拠り所を求める心境に、内在化された自動思考が機能してしまうし

見方を変えれば、読モにもなれる(どこに行ってもアウェーな私にとって貴重な)ホームなのだ。

エディプス・コンプレックスよろしく(別に殺さなくてもいいんだけど)

いみじくも、ホストとして
初回の【人文スペース】のゲストに公認心理師ドットコムさんをお迎えできたこと

そして心理学のみならず、裾野を広げた人文知をベースに「大学教員」についてお話できたこと

自体が、僕にとっての脱読モ宣言あるいは読モ卒業の禊ぎ←緊張感の正体だったのかもしれない、と配信を終えてみて次のフェーズに入ったことを実感するに至ったのである。

おまけ

サムネの背景はTLで見かけた(詳しくは知らないけど、kinky=変わった性癖をお持ちの紳士淑女の)マッチングアプリのキービジュアルをそのまま拝借した(大学教員とはってテーマなのにゆるい背景が面白いかもって←ドットコムさん、ごめんなさい😭)

アーカイブをプレイバックして尚更、ドットコムさんのやさしさと思いやり、勘所を押さえた回答と拙い進行へのフォローに、改めて感謝したし、こんな先生方と一緒に勉強できたGルート(公認心理師試験界隈)は最高に楽しかったな!と誇りに思えた。

そんな思惑で配信したXスペースだった、との前提で、未聴の方はアーカイブを聴いて頂けたら幸いです。

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公認心理師キンキー
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