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カナダ移住物語番外編「詐欺に引っかかってしまった話〜後編〜」

こちらは2018年9月。カナダに移住してすぐの私がフィッシング詐欺に引っかかった時の話です。

口座預金5000ドルから3000ドル引き抜かれてしまったことが分かったあとどのように行動しどうやって解決したのか、お金は返ってきたのか。
など具体的な経験を記事にしています。


お金がごっそり無くなった事実を前に、朝がこなければいいと思ったものの
案外ぐっすり寝てしまってあっという間に朝は来てしまいました。
私は嫌な事から目を背けるために眠るのが得意なようです。

まずは銀行窓口へ

銀行が開くのは9時半から。それまでそわそわしながら、営業開始と同時に窓口へ。
銀行に行ったらどうにかしてくれる!そう思って
しどろもどろになりながら状況を説明しました。
窓口のお姉さんはカードの番号をパチパチっとパソコンに入力し、
パソコンの画面をくるっと私に向けてこう言いました。
「fraud(フロード=詐欺)の疑いがあるのでブロックされています。この電話番号にかけて、ブロックを解除してもらうか、口座を作り直すかとりあえずここに電話をかけて。」
と。
この日私は何度fraudと言ったかわかりません。フラウドだかフロードだか聞いた事ない単語とか思ったけどもう一生忘れません。
フロードで詐欺です。
それで窓口は終了。
とりあえず教えてもらった番号に電話をかけました。
日本でもよくある自動音声対応ですね。
今回は何度もこれに悩まされました。
英語を聞き取りながら、プッシュホンを押しながら、また英語を聞き取るというのはなかなか大変です。
え待って待って!とかしてるうちに
「sorry i cant understand it please call me again」みたいなかんじで強制終了です。
なんとか自分のカード番号、暗証番号を入力したものの
これがまあ繋がらない繋がらない。
待っても待ってもずーっと保留です。

警察へ行ってみる

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