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【きんじょの本棚前夜】その2


前回の投稿



onso coffee店に本を置かせてもらったことがうれしくてお店に通ううちに本を手に取ってくださったお客さんと顔見知りになり
お店で「読書会」を開催させてもらったり
お店の宣伝をしたり
何かお店の役に立てないかなと考えるようになりました

「読書会」という存在を知ったのもこちらのお店がきっかけ
店主さんのお友達のお姉さんが読書会をやっているとのこと

読書会をあれこれ検索するうちに
すごく行ってみたい
でも、そんなに本にも詳しくないし
たくさん読んでいるわけでもないし
何より、知らない人ばかりのところに行って帰してもらえなかったらどうしよう

今となっては笑い話ですが
そんなことをずーーと2週間考えて
ようやく勇気を出して申し込んだ読書会が
偶然にも、その店主さんのお友達のお姉さんが主催する読書会でした
(のちにきんじょの本棚の店主になりました)

読書会に参加してみると
年齢も性別も職業もお互いの背景を知らないのに
とても自由に自分の好き(推し)を語り合う姿

その衝撃と感激は帰宅してからもしばらく家の中をウロウロ歩き回るほどでした

自分の考えを自由に言える
それを聞いてくれる場がある
なんて安全な場所!
(いろんな読書会がありますが、会の主催者のカラーが色濃く出ます)

それからいろんな読書会に参加
多い時には1週間に7つの読書会に行ったことも😊
もう言葉にできない「思い」で頭がいっぱいでした

なかでも印象的だったのが
村上春樹を読みあう読書会

私は、「村上春樹が読破できない」ことを
自己紹介としていました(愛をこめてます😅)

村上春樹ファンはどこに魅力を感じているのかを知りたくて参加したところ「あなた村上春樹嫌いでしょ」と言われてドッキっとしました(ちなみに怒っていませんでした)

正直に参加の理由を伝えて参加しました
本について話すとき、人は言葉以上のものを伝える力があると思っています

そして分かったことそれはお会いしたら直接お話することにしましょう😊

「本が好き」という関係は
お互いの趣味が合わなくても
意見が違っても
本について語ってるので相手を攻撃することにならないこと
そして「わたしはこう考える」と自分の意見を言えること

私もそんなことが出来たらいいな、できるかな
そうやって始まったのが「きんじょの読書会」でした

本に詳しくない私がみんなのおすすめを教えてもらう
紹介型の読書会

きんじょの本棚のテーマは
本が好き 本を読むのが好き 本を読む人が好き

その人のことが知りたくて
その人が紹介する本を読みたい
そこがこの活動の原点です

本を通じて「その人の魅力」を知りたかったのでしょう
そしてどんどん思いもよらない素敵な展開につながっていきます

つづく


きんじょの本棚5年間の活動を
とても主観的に振り返っています
記憶違いや、強い思い込みでできています
事実と違う部分があったらやさしく教えてね

なかなか書き出すことが出来ませんでした
「いつもあれだけしゃべってるのに」😅と言われながら

なので、おしゃべりをするように、とりとめもなく書いています
最後までお付き合い有難うございます

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