現代詩:「線路は続いて」と当時の思い出
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『文芸思潮』に載らなかった作品を供養したいと思い、投稿しました。
以下作品の解説にもなってなさそうなダラダラ文章です。
転職をしてすぐくらいに書いたような気がします。
仕事を辞めて貯金で好き勝手やった後に死のうと思っても、実行する勇気がなくて結局会社勤めをしている。
同時に緩やかに精神的なものが回復してきたのか睡眠リズムが整って気性が穏やかになったり性欲や食欲が正常に戻りつつあった時期でもありました。
個人差もあると思いますが、メンタルの回復は「マイナスからだんだん元気なプラスに向かう=元気になる」というより、マイナスから見た輝かしい「プラスの地点」は一度諦めることが第一歩なのかなと思います。
何かを生み出したり、褒められるようなことをすることを一回諦める。
まずは矢印の方向が「死」に向いていなければよし。
目的地は案外どうでもよくて電車に乗っている間に死にたいだとかを思わずに風景や音に意識を没入させて座っていられたら、それでもう誰も不幸にしていないと考えると2ミリくらい楽になれるかもしれないです。
何センチのメンタルかは知らんけど。
これを胸に生きていたり、忘れて苦しんでみたりする日々を過ごしています。
現代詩「線路は続いて」と一緒に「季節邂逅」という詩も奨励賞を頂きました。こちらは『文芸思潮』2023年夏号に掲載されているので読んでいただけるととても嬉しいです。
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