映画【太陽と月に背いて】 覚え書き
大好きな人権がない林田さんがハリーポッター🦉のレビューをやっておりまして。
全シリーズ、レビュー面白かった♡
で、ルーピン先生こと、デヴィッド・シューリスを思い出し、イギリスおじさん🇬🇧が大好きな私はコレを見るのよ。
当時のレオナルド・ディカプリオのビジュアル最強期と呼び声が高く、色んな意味での問題作【太陽と月に背いて】です。
この後、レオはロミオとジュリエットやらタイタニックで完全な大スターになります。
レオも好き。
だけど、デイビッドが好きさ。
レオは発光して見えるんですよ。
それに比べて、地味で気持ち悪いデイビッド。
大好きです♡
Total Eclipse=日蝕
タイトルこっちの方がいいのに…。
ランボーとヴェルレーヌの詩人2人の破滅的な愛と詩作の旅。
※同性愛が苦手な方はちょっと気をつけて。
ヴェルレーヌって偉大な詩人でもあるんだけど、とにかく異常。
すぐ暴力をふるうんだけど、精神病だったぽい。
それなりに成功しても、破滅型の人生。
ただ極貧でも、結局最期まで看取ってくれる人がいたってことは、人間的な魅力があったんだろうね。
ビジュアルじゃないだろうなぁ。
一方、中原中也が大好きというイメージしかないランボー。
なんか破滅型の人にモテる匂いがプンプンしてる。
最初はリバー・フェニックスが演じる予定だったんだけど、レオになったんだよねぇ。
※リバーはこの頃亡くなったんだよ。
この映画ねー、かなり配役が好みなんですよ。
ヴェルレーヌの美少女妻役のロマーヌ・ボーランジェが大好きなの!
なんか可哀想ではあるんだけど、「あんな男と別れられて良かったじゃん」って私なら言うなwww
これねー配信もないし、レンタルもないの。
なぜなら紀伊國屋書店が版権持ってて、廃盤にしたから、流通自体してないんですよねぇ。
DVDが5万円以上しますw
レオが同性愛を演じるってことで、なおさら人気になってるらしい。
いやー、体張ってるのは、デイビッドだよwww
もういろいろやってるw
ランボーと恋に落ちたのかもしれないが、なぜ当時法律違反だった同性愛(投獄される)にハマったのか、バイセクシャル(というか美少女や美少年好き)なヴェルレーヌの立ち位置がよくわからん。
『心も体も絡めとられて破滅だ!それなのにこんなに君から離れられない!』って。
「ヴェルレーヌ、大丈夫。アンタ、その前からかなり無茶苦茶だよ♡」って言いたい。
そして、いくらレオが発光してる時代だったとしても、絶対ロマーヌ・ボーランジェのが良いと思われる。
笑顔も雰囲気も体も、本当に可愛い。
不安な顔が似合うフランス人だなーって思わせる女優さん。
ヴェルレーヌは優しいとこもあるけど、ランボーをピストルで何度も撃つわ、身重だろうがなんだろうが妻を殴るわ、最終的に実母も絞殺してしまう。
好きな相手が離れていこうとすると、相手に加害しようとするのって、やっぱり男性の方が多いのかなぁ。
中年期以降に顕著になるのか?
ヴェルレーヌ見てると、諦めきれない何かばかり感じる。
ヴェルレーヌに感じる焦燥感。
安定した精神に宿らない詩作へのエネルギー。
美しいものにすぐ心奪われる中年男の悲哀。
ランボー、本当に魅力的だったんだとは思うが、この落ち着きのなさが気になるのは私がもう中年だからだろうな。
少年に興味がないのもあるが、ものすごく疲れそうw
私はその昔、『別れるなら今後一切幸せになって欲しいなんて思わない。俺がこんなに目にあって辛いんだから、ずっと不幸でいてほしい。俺も*ぬから、むしろ*んで欲しい。』と超絶迷惑なことを何度も言われてた時期があります。
みんな、破滅型には気をつけて!www
たまに【相手を管理したい人】がいる。
そういうのに遭遇し狙われた場合『お主、もしやヴェルレーヌだな!』って絶叫演出したら、たぶん逃げられますw
向き合うことが全てじゃない。
向き合ってるようで自分の思いだけを通そうとすることは、ただのエゴ。
大人になったら、大なり小なり自分が引くことの方が俄然多いと思うんだけど、そうはならない人がいる。
『2人でいたらどんなことも解決できるよ。話し合おう。』って言うけど、言われてる側は無理なんだよね。
恋愛でこれに囚われると、地獄しか待ってない。
破滅しかない。
解決できないことだらけだからね。
解決できてるなら揉めてないという哀しい現実。
他人に変な幻想を抱かなくなってる若い世代があんまり恋愛に興味ないのって、こういう現実の他人との距離感の体感温度差だと思うなぁ。
良いとか悪いとかじゃなくて、過度に色んな事に期待させられずに育ったんだなって思う。
今となってはなかなか観るチャンスがないと思うけど、誰かと語り合いたいw
【君の名前で僕を呼んで】は、やっぱり爽やかじゃん。
これ全然爽やかじゃないのよ。
煩悩にまみれ、酒にまみれ、脳みそが弾けて、監獄だろうが、地獄だろうが、どこに行っても良い。
今だけが大事って話。
映画で観る分には良いけど、現実は無理w
実はこれにも出てます
デヴィッドシューリス♡