【金魚ちゃん】の名前の由来の話。
私の活動名というか、お仕事の時の名前は【金魚ちゃん】です。
お店の名前は、フランス語の金魚で【POISSON ROUGE】です。
元競泳競技者、純文学好き、赤が好き、魚座。
【金魚ちゃん】には、私の趣味嗜好が含まれていて、非常に愛着があります。
その1
室生犀星の『蜜のあはれ』の登場人物の(赤子)から取りました。
アカウント名も@mitsu_no_ahareです。
今のところ、『これに気付いてたよ!』って人はいませんw
赤子は、老作家の家で飼われている金魚なのですが、擬人化して(赤子)という女の子になります。
(赤子)って、作為があるような無いような、精神的に大人のような少女のような、自分と他人の欲望の深いところにいるような変なキャラクターなんです。
下着は私にとって、そういうモノなんですよね。
『こうありたい!』『こう見せたい!』っていう強い自己実現とか表現じゃなくて、もっと日常生活の些細な一部であり、自分だけの冒険もできるし、新しい発見もある、すごく柔らかいモノで、着替えられる第二の肌なんです。
赤子は赤ちゃんって意味だし、擬人化しても17歳くらいの少女の設定なので、40過ぎの私には厳しいので【金魚ちゃん】にしました。
文字の雰囲気的にも、赤子よりも、もっと生っぽい生き物として【金魚ちゃん】
その2
私の部屋にいる山口県の柳井の金魚ちょうちん
お店にも飾ってました。
グッズも集めてます。
仲良しのかよちゃんが、開店祝いにと贈ってくれた金魚グラスを毎日使ってます。
初めは、ランジェリーのコーディネーターとか、ランジェリーのイベント屋さんって、どうしても好奇な目線で見られがちなので、活動名を持つ事で公私の区切りをつけたいなと思っていました。
Instagramで下着姿(プロ撮影)を公開してるから、顔出しはまずいかなとか、身バレが怖いとか、何言われるかわからないから余計なストレスから逃れたいとか。
別の名前があれば、違う私を演出できるかなという言い訳でもありました。
だけど、顔出しして活動し始めると、名前もどっちでも良くなってきたんですよねw
私の名前が地味な難読の漢字なので、今までに100回くらい間違えられてるし、漢字変換も出ないです。
だけど、今となってはみんなが私を『金魚ちゃん』とも『てるみさん』とも呼んでくれるし、どっちでも良いです。
お師匠さんの佐野さんはじめ、一緒に仕事させていただいているお取引先のみなさん、地元のフォトグラファーあずさちゃんや仲間たち、私にお仕事依頼してくださるお客様、みんなが私を支えてくれて、みんなとワイキャイできる事が本当に幸せです。
お仕事と趣味の境目があまり無い状態で起業したので、下着に興味のない人やいわゆるお商売人の人には『あなたの仕事は所詮趣味だね』と心無いことを言われた事もあります。
でも、こうやって活動を続ける事で、少しでも一緒に楽しめる仲間が増える事が嬉しいし、何より楽しい。
この小さな積み重ねで自分も成長していくと信じています。
新しい事に気付いたり、見直したり、発見できるような自分でいたいよね。
いつもずっと同じじゃ無いのは確かよね。
今月末は久しぶりの撮影です。
私の原点のお仕事です。
ランジェリー撮影もモデルも年1回でもやるとね、いろいろ課題も反省も出ます。
最近、発信するのでアウトプットが多いけど、失敗込みのインプットが必要だなと思ってます。
※絞れなかった事も含めてw
経験こそが、撮影会主催時に生きる。
これなんだよねぇ。
私は別の名前を持っても、別の人格になれなかったし、自分の延長に新しい名前をつけたんだなと、今は納得しています。
両親が授けてくれた名前と、新しい名前、両方気に入ってます。
今日は、なぜ、私が【金魚ちゃん】なのかっていうお話でしたw
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