Careless Whisper 〜秘密〜

1980年代、一世を風靡したWham！、スロバキア出身のアナは彼らの曲が大好きでした。

アナは、誰にも言えない秘密を抱えていました。

彼女は、Keikoのことが大好きだったのでした。実は、アナは、学生時代には気づかず、男の人とデートしたりもしたことがありましたが、いつも女性に興味があることに気づいたのは、オーストラリアに留学した時だったのでした。

すでにモデルのアルバイトをしていたアナは、同じモデルエージェントの仲間でもあり、時々仕事を一緒にしていた既に当時では有名なモデルにキスされたのでした。そして、一緒に住んでいたKeikoにいつしか恋心を抱いていったのでした。

アナは、自分の気持ちを抑えて、Keikoを見守っていました。オーストラリアから出て、両親に会いましたが、彼らはどうも離婚することが決まったようです。

アナは、父親の親戚がいるParisで学校に行くことにしたのでした。フランスに滞在することで、モデルの仕事も多く引き受けることもできました。

オーストラリアから出て、Keikoのことも忘れようと思いながら、自分の夢に向かって勉強尽くしの日々を送っていました。

どうしてもKeikoのことが気になり、コレが最後にと現在の状況を一通の手紙に託してKeiko宛に送ったのでした。

そんな時アナは、1人の女性に出会いました。まさか彼女もレズビアンであることは知りませんでしたが、ある時モデルの仕事中に彼女がエージェントに呼び出されて、公の場ではジェンダーを話題にしないということを注意されていたのでした。

10月6日、天秤座の新月が♎️やってきました。

アナは、夢や目標を明確に書き出しました。

もっと魅力的で美しさを引き出せる女性になりたいと思い、いつかジェンダーに関係なく人として平等であり、差別もなく、居心地良く自分と同じような考え方を持つ人とパートナーとして暮らして、環境問題にも取り組み地球の美しさを継続できるような生活と子供達の夢や望みを叶えてあげたいと思うようになっていました。

アナはモデル仲間の影響から、食事はヴィーガンで動物愛護関係の団体から猫を愛護しています。

アレルギーも何もなかったアナはヴィーガン食を始めた時は、一気に食の変化をすることはせずに、買い物の回数を減らして、まずは牛肉を買わないことから始めて、外食も数を減らすことで、調節していましたが、人と会う時に、躊躇していたのも、一年が経った頃、徐々に人にもヴィーガンだということにしたようです。

一つ言えることは、小さく始めたほうが、長く続くようです。一気に変えると、ダイエットと同じようにリバウンドのようになってしまうことがあるようです。

今自分の家の冷蔵庫や食棚にあるものに感謝しながら、人との会食では食事を楽しむことを中心に、一口を噛み締めながら、美味しく感じながら生命をいただく精神で食事をするようになって、身体の調子も良いようです。以前は、チョコレート好きだったからか、皮膚の状態も安定せず、時にスキンケアにも悩まされた時もありましたが、今では肌のトラブルはありません。

髪の毛も抜け毛が気になっていましたが、お湯シャンプーするようになって、普段はAvedaのドライシャンプーを使っています。

スパマッサージが好きでしたが、今ではマッサージをしてもらうのが怖いくらいで、スイスに住む日本人のスペシャリストのマッサージ師に整えてもらってから肌、身体の状態は良いようです。

『結婚』について、アナはモデルということと仕事柄、自分のジェンダーについては公にはしていません。

周りの友人たちはみんな結婚していますが、アナは一緒にパートナーと暮らして既に14年が経ちました。友人の中にはアダプトして子供を育てている人や多くはIVFを使って、卵子や精子バンクからの提供で子供を育てている人たちもいます。ある時友人の子供がアナに、『私は人間なの？』て聞かれた時に、一気に不安に襲われて、それ以降パートナーとも話し合い子供をアダプトすることも育てることも考えることをやめました。

その代わり、
友人達から聞いた子供たちへの寄付を
続けることにしました。

グッドネーバーズの目標

〜飢餓のない世界を実現すること。
〜予防できる病気で命を落とすことのない世界を実現すること。
 〜すべての人々が、どんな理由であれ、差別されたり疎外されたりすることなく、
尊厳をもち安心して暮らせる社会を実現すること。

アナは、

『結婚』について、
とても真剣に考えています。

というのも、現在では離婚も多く、結婚と離婚を繰り返す人たちも多くいます。

どうして結婚が必要なのかしら。

幼い頃、叔父が当時は貧しい国マレーシア人と結婚する時、誰もが反対していました。その子供が生まれて、しばらくしてから叔父は、今度は離婚すると言った時、誰しもが「ホラ言ったでしょ！」と言わんばかりに、家族中が揉めました。子供ながらに嫉妬したのは、美人でモデル業をこなすスラリと背の高いマレーシア人の彼女は英語も日本語も器用に話せたことと彼女の家族構成も豊富に拡がっていて、その子供も普通に3カ国語以上話せるというのです。

親たちは国の情勢などの知識が尽きすぎて、叔父の経済的負担が大きくなることや不安ばかりに目がいってしまったようですが、子供の私たちは、彼の未来は世界が広くて明るいばかりで眩しく感じたのでした。

そんなマレーシアという国は、90年代から大きく発展して、今では経済発展も目まぐるしく大きな都市国家となってきてもいます。イスラム教が多いということも、今後はエネルギー源が移り変わる中、イスラム金融に結びつくビジネスが注目されそうです。

アナはモデル業と兼業で、
弁護士ファームで仕事も順調にやりこなしてきて、ようやくカナダのソフトウエアで働くボードメンバーからのオファーもあって仕事も安定してきたこともあり、アナのパートナーも、建築デザイナーとしてだけではなくて、アーティストとしてようやく安定した収入を得るようにもなってきました。お互い自立して生きているだけに、家族からのプレッシャーもなく、自由に生きているようです。

『結婚』．．．
社会的にも変化してきてる中、法律も変化する必要があるかもしれません。

友人の子供は、両親は一度も結婚せず、
彼女がお腹に宿ってから、二人は一緒に暮らしてはいましたが、子供が小さい頃、女性の方から、お別れを告げられたそうです。「貴方とは一緒に暮らせないわ！」と。彼女は若い頃からやり手で20代で家を買って、学生らに部屋を貸しながら、地下室を自分の住処にして大家として家を手に入れ、英語の教師として働いていた自立した女性でした。彼は、一度結婚していて、彼女とも結婚するつもりでいたのですが、別れることになってしまったのです。

子供の父親である以上、子供の養育は一緒にしたいという彼の主張は唯一叶ったようで、最初の頃は歩いていける家も近いということもあり、3、4日間ずつ預かるという形式から、週替わりとなり、子供が学校に入るようになると、子供も疑問が沢山湧いてきて質問の嵐だったようです。

最近、彼女はトロントの家の値が跳ね上がったピーク時に家を売り払い、新しい恋人と家を買いました。そこに、彼の子供達と彼女の子供と一緒に暮らすようになったのです。彼らは結婚はせず共同生活を始めたようですが、誰から見ても公には普通の家族のようです。

彼も、新しいパートナー探しを本気になって始めたようです。彼にとっては、宝モノのように愛おしい娘の存在は、段々と彼女が大人になるにつれて、彼女の自立を促すものであって、縛るものではないことに気が付き、

ようやく彼自身も、大人としての階段を上がって、親にしてもらった彼女に感謝の気持ちで自立と自由を与えることで、自分も与えられることに気づいたようです。

大人のウィスキーのバーボンの味を味わう余裕が出てきたようです。

この日本人のサントリー4代目レジェンドと7代目のケンタッキーのレジェンド伝説の男たち二人で作った一つのバーボン『ルジェント』英語的には『Legent』って言葉はないらしいですが、発音は響き的にはフレンチぽくもあり、新しい言葉を生んだ日本語では「リージェント』と呼ばれるバーボン。。。

『大人の証』かもしれません。。。😉

結婚とは、
なんでしょうか。

此方でも

Boy meets Girl…

『Meet』が、大事って言いますね。😉

出会いが大切だよね。
家族も、最初は他人から始まるのだから。

子供が唯一血を繋ぐ役割ということも、

精子バンクや卵子提供などからも、

血の繋がりよりも、
家族という形なのかもしれないと思うような、

いろんな形があるようです。

そこは、他人には分からない
秘密なのかもしれませんが、

秘密は誰にでもあるように！😉

そんなことも
全て受け入れられる
大したことない社会になることも願っています。