フロムずっとずっと
やあやあやあ、キリンの皆さん。それとも犬さんかな、猫さんかな。
いやいや僕らは人間だったね。
それはそうと、人間ってなんであれこれ心配するんだろうね。
やっぱりキリンさんも犬さんも猫さんもあれこれ心配はしないと思う。
こんなことを考えあぐねて、「心配」って辞書を引くと、「物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。」とありました。
そうか。わかってしまった。
先行きだ。どうやら心配ってのは未来や過去の話みたいだ。
過去の心配ってのは何かを起こした後に憂うような心配だ。例えば、「家を出てからエアコンの電源は切っただろうか」とか「友達と喧嘩してしまってついつい言いすぎてしまったんだけれど、嫌われていないだろうか」なんていう心配だ。逆に未来の心配はこれから起きるかもしれない先を憂うような心配だ。「星座占いで12位だったから今日は嫌なことが起こるかもしれないなア」とか「今お付き合いしている恋人と上手くやっていけるだろうか」なんていう心配だ。
改めて現在の心配とはなんだろうかと思うとそんなものは思い浮かばない。人間には時間っていう概念がちゃんとあるから心配なんぞしてしまう訳で、動物に時間の概念があるかどうかは専門家じゃないからわからないけれど、少なくとも人間なんかより余っ程今を生きている分やっぱり心配ごとは少ないだろう。
心配が決して悪いものではない。リスクヘッジにもなって失敗は少なくなるし、心の憂いが原動力になる人だっていると思う。ただ、「分別過ぐれば愚に返る」なんて言いますが、余りにも未来や過去に囚われてしまうと逆に心配ごとが増えてしまう訳ですね。
実際「心配ごとの9割は起こらない」っていう研究結果もあるらしいしネ、ほとんどの憂いは杞憂に終わるってことだ。
とりあえずもう少し「今」に全力投球してみよう。
今週も読んでくれてありがとうございます。
それはそうと、動物の例えを最近よくしてますけど、みんなは何に例えますか?僕はライオンかなア。傲慢だよネ。