答えを求めるために時間を使うことは避けたい
経営に関するご相談で、ふわっと○○について知りたいということで相談される方がいます。
ご説明は差し上げるのですが、できれば事前に少しでも調べてから他者を使ったほうが効率がよいと思います。
どういうことでしょうか?
無の情報はほとんどない
ゼロから情報を対面で取得するというのは大変時間がかかることになります。完璧に調べなくても、ある程度あたりがつけられるような情報だけでも取得したうえで相談することで、情報の深みが変わってきます。
例えば経営相談で1時間をかけて、制度の確認をするよりも、ざっと目を通すだけでも、話のイメージがつきやすいと思います。
また疑問がでてくると思いますので、疑問の解消の場とするのが望ましいと思います。
疑問が出ることは大変良いことで、自ら考えたうえで、わかる場所、わからない場所が明らかになってきます。
ご自身で論理展開を類推して、一定の仮説を立てているわけです。
これは、お仕事や経営にも重要で、自分の責任において主体的に行動できる方だと思います。
一方で、情報だけを取りに来る方は、知識を得ようとするため、論理展開をした考えを思っておりません。
この場合、非常に危険で、誤った情報をそのまま受取り、誤った情報をもとに行動することになります。
非常に時間ももったいないですし、危険を伴います。
準備で9割業務が決まります。
答えを求めるために時間を使うことは避けたい というお話でした。
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