【あなたは何型?】交渉相手を分類する6つのタイプとは?【人気記事再掲】
はじめに
人の持つタイプにより、交渉の持つ引っかかりとなるキーワードがある。
例えば、あなたが物を売る場合、相手が庶民的なタイプならば、「無料」というワードに弱い。自営業者ならば、リスクの少ない小規模な利益や新規事業。億単位の売上を上げる起業家ならば、多大な利益と成長性の見込める一大事業といった所だ。
私達は相手のタイプによって、交渉のやり方を都度変えていかなければならない。
6つのタイプと対処方法
一般的に6つの交渉タイプがある。
1. 分析型⋯細かく論理的思考に長ける。数値やグラフなどのデータを何より重視する。また、医師や法律家など、その道のプロの意見は素直に効く傾向がある為、根拠性の高い話題を盛り込むのが良い
2. 審美型…感性に優れているため、だらしない格好はNG。汚れのないシャツに、クリーニングしたスーツとそれに合わせたネクタイ。紙は整髪料でセットし、靴も磨いて挑む。プレゼンなど資料やパンフレットを持参する場合は、美しさと斬新さを意識。名刺もセンスの良いものに変更する。
3. 直感型…鋭い観察眼を持つ。第一印象から交渉中の態度、細かい仕草などは常にかつ、想像以上に見られている。交渉時も、大切なポイントは引き立たせ、些末なことと明確に分けて伝える。
4. 緻密型…ルールを守り、守らせることに余念がない。そのため、資料はこと細かに念入りに時間をかけてチェックする。どんな細かい指摘や質問にも答えられる準備をしなければいけない。また、前例にもこだわる為、ヒントになるような前例は一通り目を通しておき、対処法も想定する
5. 八方美人型…顔が広いことが、交渉時にはマイナスの要因になる。こちらの提案を一度、持ち帰り身内で議論することが多い。また相手の会社でのポジションにも左右されやすく、課長レベルではOKだったことが、更に上の役職者に覆されることも多い。メリットとデメリットを明確にした資料を用意し、相手の出方を待つ。あらかじめ決裁権のある人物と同席してもらう方法もある。
6. 優柔不断型…何かにつけ判断が遅い。粘り強く交渉を続けるしかない。資料も過剰に出しすぎると、余計に判断を遅らせる要因になりかねない。決定権を持つ相手が優柔不断の場合は、その場で承諾を貰えるように、結論を提示して、そちらへ誘導する。
締め
本日は交渉の6タイプの対処法を紹介させてもらった。6つのタイプにはそれぞれに合う方法がある。準備を怠らず、場の流れを読み、確実に承諾をもらえるポイントを見極めよう。
この記事が、あなたの悩みを解決する導火線に火を点けることを、心から祈っている。