所得税の仕組み コレを知っていれば手元に残るお金が増える!?
今回お話しするテーマは
「所得税の仕組み」
これでいきましょう!!
サラリーマンの人たちは
知らず知らずのうちに税金って
引かれているのはご存じでしょうか?
いやいや、さすがに税金が引かれてるのは
知っているよ。
って声が聞こえてきます。笑
では、質問を変えましょう。
どんな税金があなた達の給料から
引かれているんですか?
答えれる人はこのnoteを見る必要は
全くありませんのでそっと閉じてください。
マネーリテラシーが高い証拠です。
はい、ではわからない方たちのために
話しを続けていきます。
まず、所得税とは何か?
答えは
「収入に対して払う税金」
のことです。
ここまではわかっている人も多いかもしれません。
じゃあ、所得税の仕組みとは何か?
それは
「収入から色々引いて税率をかける(1年単位で計算)」
ことです。
ここからは図で見ていきましょう。
まず収入=給料ですね。
そこからいろいろ引かれるものとして
2種類あります。
給与所得控除と各種控除。
この2つを給与から引いて残った金額
コレに税金がかかってくるんです。
もう一度おさらいしておきましょう。
給料があって
そこから色々引かれて残ったお金
いわゆる「課税所得」
これに税金がかかってきます。
これが「所得税」です。
ここから補足に入っていきます。
じゃあ、各種控除って一体全体どんなもの?
各種控除=所得控除
所得控除は15種類もあります。
ここではざっと一般的に関係のあるものを
ご紹介したいと思います。
①社会保険料控除
②生命保険料控除
③地震保険料控除
④扶養控除
⑤配偶者控除
ざっとこんなものかなと思います。
どうですか?
会社で年末調整の時期が近づいてくると
出しているものではないですか?
もし!!
え?これ毎年出してない…
という方は今年必ず出してくださいね。
もったいないですから!
その他にも
⑥小規模企業共済等掛金控除
⑦寄附金控除(ふるさと納税)
こんなものもあるので
マネーリテラシーが高い人はやっていることでしょう。
兎にも角にも
サラリーマンの方たちの税金の計算は
年末調整で会社が計算してくれますので
「私にはこういう控除があります」
といって必ず提出してくださいね。
※会社によっては自分で確定申告にいかなければ
ならないかも…
そして副業をしている方
もしくはこれからしようとしている方必見。
よく勘違いしている方がいる事例をご紹介。
先ほどの画像の薄くなっていた部分
・その他収入
・経費や青色控除
ここがいわゆる副業の人の項目に
なってくる場所ですね。
で、何がよく勘違いされているのかと
言いますと
この図を見るとわかるように
全て合算しての課税所得なんですね。
勘違いされていること、それは
副業の収入の部分だけ
確定申告しちゃうってことです。
そして最後に
税率についてお話しをしましょう。
我が国、日本は
累進課税制度であります。
見たことがある人も多いのではないでしょうか?
ただし、理解している人はごくわずかだと思います。
例えば
Aさんの課税所得が900万だったとしましょう。
じゃあ、計算してみてください。
あなたはおそらく
900万×23%=207万
と計算したのではないですか?
この計算方法は
単純累進課税
といって日本の累進課税とは異なります。
日本は
超過累進課税
となっていて
実際の計算式は
195万×5%+(330万-195万)×10%
+(695万-330万)×20%+(900万-695万)×23%
=97,500円+135,000円+730,000円+471,500円=1,312,000円
131万2千円が税金となります。
これを見るとわかるように
超えた部分にだけその税率がかかるってことです。
余談として…
「1000万の年収の人は900万の人より損する」
こんな話し聞いたことありませんか?
もし仮に1000万として
超過した100万に33%がかかるので
+33万となり税金は164万2千円です。
引いた金額836万円。
900万の場合、768万8千円。
どうでしょうか。
ちゃんと60万近くも手取りは多いですよね。
稼いだほうが手取りが減るなんてことは
絶対にないので覚えておきましょう。
今回の内容が理解できてくると
マネーリテラシーが高くなってきますよ~。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。