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DJ MIXを久しぶりに作りました

ものすごく久しぶりにDJ MIXを作ったんですが、今回のは実はDJ MIXと言うよりオールエディットです、DJツールは一切使ってなくて全部編集で作った感じです、オールエディット&マッシュアップ。

最近PCで音源を作るとなるとトラックしか作って無かったんですが、前々からPCでの編集だけでロングミックスを作りたいと言うのがあって、今回やっと腰を上げたと言う所でしょうか。

そんなある日、何気ない気持ちでファットボーイスリムのライブを見た所(今更かいって言う感じしますが)久しぶりに「あーサンプリングってこう言う感じの面白い方向のも昔はもっとあったよなー」と思い出した訳です、さすがノーマンクック、今はビッグビートと言うかエレクトロと言うかテクノと言うかレイブと言うかそう言うジャンルに括られていますが、80年代の後期にHIPHOPがNYから運び出されて、積極的に色んなジャンルと融合していた時代から活躍していた人だったよなと。
ファットボーイスリム名義の作品自体はミドルテンポのブレイクビーツに歌が乗ったり、ギターのサンプルが上手くループされていたりする物が多いんですが、DJプレイではそれをハウスとかテクノっぽいアレンジにしてかけていて、とにかくすげー盛り上がりでめっちゃ興奮しまして

ファットボーイスリムことノーマンクックといえばビーツインターナショナルのメンバーとして、80年代後半〜90年代初頭イギリスでブームになったグランドビートでヒットを飛ばしたし、記憶が曖昧でアレなんですけど…現マッシブアタックことワイルド・バンチやボムザベース、現在でも人気のあるレーベル「ニンジャチューン」の発起人であり、当時ブレイクビーツのメガミックスやエリックB&ラキムのリミックスでHIPHOP界隈でも人気があったコールドカットなんかと肩を並べて人気があった様に思います。
当時のロンドンクラブミュージックはサンプリングにちょっとした愛嬌があって、ロンドン独自のスタンスでヒップホップに接した曲が大ヒットしていたし、この時代があるからhiphopとは違うスタンスでDJがメインキャストとなるダンスミュージックは「少し愛嬌のあるテイストを入れる」と言う文化が残ったのだと中途半端な私的考察を書いておきます、ひとまず上記アーティスト達の楽曲など聴いてみましょう。

いやはや今聴くと中々いい感じにどこにも分類されないそそる雑種感、それが脈々とビッグビートとかブレイクビーツと言われる物の鉱脈となり、その後のケミカルブラザーズ とかプロディジーにも繋がって行ったのかも知れませんね、なんて感えてたら上記2組って「ワイプアウト」って言うゲームでサントラやってたなとか、そう言うのを思い出してその辺の音源を引っ張り出したりして聴いてみたり

それとプロディジーといえばメンバーのリアム・ハムレットが良い感じのオールジャンルミックスを大昔リリースしていて、コレこそジャンル横断と言う感じだしメガミックスとプログラミングをめっちゃ良い感じに使ってる作品で、昔からミックスを作る時にコレをイメージしながら作ってるとこもある位インスパイア受けた物です

あとこう言うテクノとかブレイクビーツが生まれて行く時代背景にはNYラジオで80年代に流行りまくったメガミックス・エディット文化みたいのもあるのかもなー、知らんけど。
そう考えるとマドンナのremixとかで名を馳せたジェリービーンとかも一躍買ってるのか、一躍って言うか元祖なんか…昔NYのラジオで毎週30分だったか1時間位メガミックス作って放送してたらしく、そのテープ持ってたんだがなー、この「ザ・メキシカン」は単体曲でめっちゃ売れたやつ。
ジェリービーンは今でも現役でハウスとかレアグルーヴのDJしてはります、凄いよね。

こう言う方向で書い出すとマスターズアットワークの事とかも書きたくなるんだが、この辺にしてこの間僕が作ったミックス聴いて下さい。

ロボ宙の基地(店)に一枚だけ置いてある、あとイベントにDJで参加出来る時にはオマケブレイクの付いた物を持参するかな

オマケブレイク一部公開中「Squid」


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