はじめまして、キネシンです。 両親ともに創価学会員の家に生まれ、高校は創価高校に進学し、現在は一人暮らしをして地方の大学に通っている者です。高校を卒業し、大学1年生のころまでは、創価学会への疑いは持っていませんでしたが、ここ数年で学会への疑念を抱くようになりました。 このたび、ブログを立ち上げた主な目的は、創価学会とどう向き合い、人生をどのように生きたら良いのか答えを見つけることです。そして、その目的のためにこのブログで行いたいことは次の2つです。 1) 自分の創価
こんにちは。キネシンです。父の死から約半年が経ち、心の整理が付いてきました。最近は比較的元気に研究室に通えています。たまに頑張りすぎると気分の落ち込みや希死念慮が出てくるので、あんまり頑張りすぎないように気をつけています。 あるときふと、自分の実家の環境や生い立ちってホラー映画みたいだなと思いました。そして、文章にするならどんな感じになるか、ChatGPTに自分の今までのブログの内容を学習させてホラー小説風に書いてもらいました。 その内容がこちらです。 第1章: 平穏から
創価高校の公民の授業で模擬選挙やった時、9割以上の人が公明党に投票して、残り1割くらいが、今しか自由に投票できる機会がないから自由に投票したいって共産党に投票してた🗳️
はじめに 最近、ある記事を読んで、自分の宗教的な背景について改めて考える機会がありました。 ”「イスラム教徒、やめました」礼拝を欠かさなかった30代イラン人男性が心変わり!その根深い事情とは” 若宮總:イラン在住日本人 国際・中国あなたの知らない「イラン」 2024.8.22 7:00 https://diamond.jp/articles/-/348569 記事では、イスラム教徒として生まれ育った人々の体験が紹介されており、彼らがどのように宗教との向き合い方を変え
序章: 自己紹介と導入 こんにちは。元創価4世のキネシンです。私は、両親ともに熱心な創価学会員の家庭に生まれ、創価高校へ通ったのち、大学生になって会のおかしさに気づいて脱会しました。今は大学院生として、親元を離れて生活しています。私の生まれ育った家庭は、両親の宗教依存、父親のうつ病とアルコール依存、問題の多い家庭でした。私が脱会した後、私の姿を見た父親は信仰をやめましたが、創価学会という拠り所を失い、陰謀論に傾倒するようになりました。そして昨年の夏、父に大腸がんが見つかり
1ヶ月ほど前、大腸がん末期で入院していた父親が危篤状態で余命数日かもしれないと母から連絡がありました。私は、どうしたら良いのか少し迷いましたが、元々親戚に角が立たないようにお葬式には参加するつもりでいたのと、1週間くらいだったら実家に帰ってもよいかなと思ったので、葬儀が終わるまで遠方の実家に滞在しようと決めました。実家に帰ると、母と妹が家におり、父親は病院にいました。私と母と妹は何度か父のお見舞いに行きました。病院にいた父は息をするのも苦しそうでベッドから自力で動くことのでき
2月に入って早々妹から、父親の容態が悪化して入院した、実家へ返ってきて欲しいと母が言っている、という連絡がありました。 話によると、現在父は大腸がん末期で入院していて、もう治る見込みがないので余生を快適に過ごすために緩和ケアを受けているようでした。私は行くかどうかとても迷いましたが、父が死んでから、生前に会っておけばよかったと後悔して自分が落ち込むのは嫌だと思い、面会をすることにしました。 実家に戻ると、母と可愛い猫が迎えてくれました。母は私に優しい声をかけてくれました
お久しぶりです。元創価4世のキネシンです。 最近は、以前よりも少しずつ元気が出てきて、1週間に2,3日ぐらいの頻度で研究室に通っています。 前回の記事では、私の両親との関係についてお話ししました。今回は、前回の更新以降あったことや気付きについてお話しします。 前回の更新は12月下旬で、創価学会の活動をやめてから陰謀論に傾倒していった父親が大腸がんで余命1年と宣告されて抗がん剤治療を拒否し続けていて、縁を切りたいと伝えた創価学会活動家の母から、「年末年始に実家に帰ってきて欲
こんにちは。キネシンです。 実は最近、親との関係や研究室での悩み等が重なって体調を崩しており、研究をお休みしています。基本的に、家で寝たり家事をしたり、少し元気になってきてからは趣味を楽しんだりしています。ゆっくり体を休めているつもりなのですが、時々親との関係のことで頭の中の考えがぐるぐる回って胸が苦しくなって眠れなくなるときがあります。 ここでは、最近あったことを時系列に沿ってお話します。 実は私の父親は私が創価学会を脱会した後、私の姿を見て会のおかしさに気付いた
元創価4世のキネシンです 先月、池田大作氏の訃報が発表されました。発表を聞いてから、ふと自分の高校時代を中心に過去を振り返ることが多くなりました。 私は、創価高校を卒業、他大学進学後に組織や信仰に疑問を持ち脱会した後、大学院生として新たなステージに進みました。ここでは、改めて高校時代を振り返ってみて、心の整理をしたいと思います。実は、組織に疑問を持ち始めて間もない頃に、「これまでの人生を振り返って①」という記事を書いて高校生活について振り返ったことがあります。その時と
こんばんは。宗教2世のキネシンです。久々のブログ更新です。 今年の3月に大学を無事卒業して大学院生になりました。最近は創価学会について考えることも少なくなり、ブログを見る時間も書く時間も随分少なくなりました。少しずつ過去の傷が癒えてきたのかもしれません。今後も細々とブログを続けていくと思いますが、また見に来て頂けると嬉しいです。 元々創価学会でそこそこ熱心に活動していた人は何となく分かると思うのですが、会の中には「学会員にはいい人が多い」という共通認識がうっすらあるよう
軽く自己紹介と近況報告 私は創価学会の熱心な信者の両親の元に生まれて、物心ついたときから宗教の“英才教育“を受け、創価高校にも通いました。しかし、大学生になってからは創価学会に大きな不信感を抱いて信仰をやめて脱会しました。生まれてから絶対に正しいとずっと教え込まれてきたことが信じられなくなったことの衝撃、お世話になった周りの信者の期待に応えられなくなった罪悪感、今までの自分を否定する痛みなど、色々な苦しさに苛まれたことが引き金となり、私は精神疾患を発症しました。精神科の先
私が創価高校を卒業してから、創価学会に疑問を持って脱会しました。創価高校で過ごした3年間、辛いこともたくさんありましたが、当時は同じ信仰を持つ友達と切磋琢磨し合いながら、充実した日々を送っていたように感じていました。ここでできた友情は、かけがえのないもので、一生涯続くのだろうと信じていました。しかし現在、創価高校の同期で今も付き合いのある友達は数人しかいません。なぜなら、信仰をしている友達にとって私は反逆者で地獄に落ちる存在なのだと思うと、後ろめたい気持ちが湧くのと、純粋に
お久しぶりです。キネシンです。 今回の記事では、創価学会のこととはあまり関係の無いことですが、キネシンとは何かについて、少しお話ししようと思います。 キネシンとは、細胞の中で主に宅急便のような役割を果たしているタンパク質のことです。こんな感じで大きな荷物を背負って細胞の中を歩いています。 歩くキネシンのCG動画 ミクロな世界で、こんな風に健気に荷物を運んでいるタンパク質が存在するなんて、とても神秘的だなと思います。このCG動画を見て、キリスト教を信仰する人は、生物
私は、創価学会の家で生まれて育って創価高校に通いました。しかし、大学生になってから、創価学会に疑問を持って学会を脱会し、信仰をやめました。 その過程で自身が生まれ持った宗教とどう距離を取ったら良いのか、何が正しいのか、これからどうやって人生を生きれば良いのか、考える過程でかなりもがき苦しみました。心が追い詰められ、精神科のお世話にもなりました。今も、自分のこれまでの選択が本当に正しかったのか、まだ良く分かっていないし、時々過去のことを思い出して苦しくなることがあります。
3.創価学会を脱会した 学会に疑問を持ち、信仰をやめてからも、周囲の学会員さんにはずっと信じているフリをしながら接していました。実は過去に一度だけ、勇気を持って地域の女子部の方に「自分が将来、選挙活動や祈伏に励んでいる姿を想像できないんです。」と相談したことがあります。このとき女子部の方は「キネシンちゃんがそうやって悩むのは、広宣流布のことを真剣に考えているからだよ。それはとっても崇高な悩みなんだよ。」と謎の解釈で返されて、この人たちには話が通じないなと自分の心の内をこれ以